スパークリングワイン街道をばく進中

おつかれさまです。
本日は、この間楽天で5,980円で

【送料無料】≪第6弾≫待望のシャンパン製法もの多数!極上の泡ばっかり5本セット●税込●

という、なんとも楽天っぽいタイトルがついたスパークリングワインセットを購入したので、そのお話です。
いつもは「クレマン・ド・ブルゴーニュ」を飲んでいるのですが、それよりも安くておいしいスパークリングワインがあれば、それでいいじゃん!ということで、コストパフォーマンス最大のおうち用スパークリングワインを探しているわけなんですが、どうだったかというと。
◆グラン・カステルフロリット ブリュット ロサード

グラン・カステルフロリット ブリュット ロサード

これはカヴァの生産では世界で5番目の規模を誇るワイナリー「コビデス」というところが作ったロゼのスパークリングワインだそうです。
ぶっちゃけ、そもそも?なのは、“カヴァ"と名のつくスパークリングワインを作ることができるのはスペインにあるワイナリーだけだと思うので、スペインの中の、しかもカヴァを醸造しているワイナリーの中の5番目というのは、すごいのかすごくないのか、イマイチよくわかりません。
まあ、それはともかく、このスパークリングワインですが、色はごらんの通りかなり濃い感じのローズです。見た目的には、カクテルっぽくも見えますね。キールの色が薄くなった感じです。
味は、ベリーの甘さがけっこう強いですね。スパークリングワイン自体のボディはあんまり強くないので、ベリーの強さが飲んだ後にかなり残る気がしました。甘いお酒が好きで、ちょっとたしなむくらいの方にはぴったりだと思うのですが、ホンモノの酒飲みタイプは別の商品を選択した方がいいような気がします。
ロゼは、コストパフォーマンスがあんまりよくないので、わたしは個人的には好きになれません。色はキレイだけど、キレイにする色の努力を味わいのほうに注いでほしいんですけどね。
◆メトード・トラディショナル ブリュット・ド・シャルヴィ
メトード・トラディショナル ブリュット・ド・シャルヴィ

こちらは、「100%シャンパン製法の超本格派」がウリという商品になります。
色がちょっと変わっていて、びみょうに赤味を帯びているのが特徴です。
泡は確かに細かい。スパークリングワインは、どうしても泡が荒いのですが、これはシャンパングラスに注ぐと、グラスの底からきれいな細かい泡がすっと立ち上ります。
おお! これはひょっとして、けっこういけるかも?!
と思い、期待を込めて飲んでみたのですが、ぶっちゃけとーくでいくと、
なんか泡にパンチが足りん!
って感じでした。
泡が繊細すぎて、シャンパンのような強い爽快感が薄れてしまっているようです。気の抜けたシャンパン、というか。
こう考えると、なかなかあの泡ってのはくせ者なんですね。
泡が細かければいいというものではなくて、泡が細かく、しかも元気でなければならないわけなのですから。
それを両立させることが難しいから、シャンパンはあの値段なのね、と妙に納得。

個人的には、このメトード・トラディショナル ブリュット・ド・シャルヴィ よりは、クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン ブリュット レゼルヴ  750ml カーヴ・ド・マルジニー...
のほうがおいしいと思います。まあ、価格も高いので、結果的に価格通り、ということになるわけなんですが。
なかなか、クレマン・ド・ブルゴーニュよりコストパフォーマンスのいいスパークリングワインは見つかりそうにありません。