SIAM SHADE HEART OF ROCK

昨日に続き、SIAM SHADE5年ぶりのライブのおはなしです!

SIAM SHADE〜HEART OF ROCK

席は1Fの北西でした。
ヤフオクで取引されるチケットの価値の妥当性がマイチよくわからず、「なんか、めんどーなんだよね〜、いろいろ考えるの。一発入札で落札できるのがあれば、それでいいじゃん。相手がプロなんだから、たぶん、めっちゃダマシ(=不当な価格)は、きっとねえだろ?!」的勢いで購入したチケットなのですが。
いくらが一番正しい(いや、一番正しいのは正規の価格です)のか知りませんが、メンバーの背後ではあるものの、ひじょうにステージには近い位置でした! 後ろのアリーナ席よりはあきらかにメンバーの顔がよく見える!(笑)
さすが、ファンクラブ系公式サイトで購入されたというふれこみのチケットというだけのことはあります。
ライブなら、顔が近くで見られないとね?!
という、ある意味「萌え」な感じの欲求を満たす席だったと申せましょう〜!
特に西側は、SIAMの中でも人気のあるギタリストであるDAITAのポジションに近いので、DAITAファンが観るにはうってつけです!
わたしもDAITAのファンですが、DAITAの後ろ姿ばっかりを!(苦笑)めっちゃ近場で見てきました〜(笑)なんか、やっぱりかわいらしかったです! 性格は、他のメンバーよりちょっと??なのかとも思ったりしましたけど(苦笑)ストレートに言うと、
おめー、ダントツ、オレサマじゃね?!
ってことなんですが(笑)
でも、音楽性も高い&かわいい&テクニシャンなので、すべてゆるしてつかわすぞ、ぐらいの勢いで、見ていて楽しかったです!
DAITAの音楽性の凄さは、誰にも追随できないほどの奔放で自由かつ気ままで、しかも大方の人の意表を突く変拍子の嵐。
プレイする同士の気持ちの高まりや同一化の度合いがひたすらタメされる恐ろしい世界を、どれだけ突き進んでいくのだろう、このひとは…と、良くも悪くもと思いました。
後ろ側の席というのは近くでメンバーの顔を拝めるチャンスが意外に多い?ということで、コアファンが坐りがちな席らしく、栄喜ファン、淳士ファンもちかくにいっぱいいました!
私自身、前から思っていましたが、淳士、もう、めっちゃ、ドラムうますぎる〜!!!! 本気で、感動です!!格の違いを感じる!!と、本気で思いました。
栄喜は、やっぱり栄喜で。
なくなられた中村新一さんへのメッセージで、「おれは、いっぱい迷惑をかけてね」とか半分涙ながらに、素っ気なくいった言葉が、SIAM SHADEの解散直前の混沌とした人間関係を物語っているようで、ファンとしては、「解散」という事実を受け入れるほかないのだなあ、と改めて思いました。
ぶっちゃけとーく、今でも栄喜は、けっこー納得できてない部分もあるのかな、という気もしたり。
でも、もう、戻らない人間関係。
一瞬でも永遠に続くかのようなほどのまばゆい光を生み、だがしかし、その先を目指して別のものを求めはじめた勇気ある人間だからこそ生み出すことが可能であった希有なる関係であったことは、メンバーもSIAMのスタッフさんも、ファンの方々も理解していると思うので、ここに感謝の意を唱えるとともに、この先に拓かれる新しいSIAM SHADEメンバーのおのおのの道標を祝いたいと思います。

全然関係ありませんが、リーダーだったNTAINって、すごくね?!と思いました。
今回のステージを見る限り、(行動パターンは)めちゃめちゃ地味です!!!(苦笑)
私が観ていたアングルからすると、ほとんどの場合、「淳士の傍らに寄り添う」ぐらいの表現が適切かと思われるほど、淳士のそばにぴったりくんでした!
あんまりにもジミーなので、逆に「なるほど、だからみんなのリーダー?だったんだな?!」とめっちゃ納得したレベルです。
NTAINって、絶対、すげーイイヤツですよ〜!!!!苦労性かも知れないけれど。
がんばってほしい!!!とマジで思いました!

SIAMがもう一度コンサートを開いてくれるかどうかはわかりません。
SIAMのいいところは、究極のものを求めていこうとする姿勢だと思います。
人間の好き/キライを超えた、お互いが持たないものを求め合あい、新しいものを生み出していくのが、いかに難しいか…。
それでも、今日のライブは一つの可能性を示唆したのではないかと思います。
5年ものブランクを経て、実際にリアルSIAMを体験したものでなくても、なにかまったくあ他らしいものを私たちの前にみせてくれる力に、期待したいと思います。