京都旅行2012

京都の老舗旅館の炭屋さんはそのお料理が売りのひとつ。
GW直前に、美味しい和食屋に予約をいれるのがものすごく難しいのでは?と思って炭屋に宿泊しようと思ったのも、評判の高いお料理で出されるというのが理由のひとつでした。
料理は先付にはじまり、水菓子で終わるスタンダードなものです。
◆蓮芋と鱚

炭屋

◆日本まぐろと剣先のお造り
炭屋

◆あいなめと胡麻豆腐
炭屋

◆鮭と鯛のちまき+もずく酢
炭屋

◆魚の焼き物と姫皮の佃煮
炭屋

◆たこの柔らか煮、かぼちゃの抹茶汚し、あんきも、鯛の昆布締め、ホタルイカほか
炭屋

◆若竹煮
炭屋

トリ貝とほたて
炭屋

◆タケノコご飯、白味噌汁、新香
炭屋

◆水菓子
炭屋

全体的に、割烹旅館のお料理という、昔ながらの伝統を守ったものであったと思います。
献立の作り方、包丁さばきの技術、盛りつけの技術、すべてにおいて基本であった、というべきか。
わたしは切磋琢磨し、もっと現代的で洗練された?お料理が好きなので、ちょっとピンと来なかった部分もあったのですが、これも炭屋さんでサーブされるからこそ味わい深いというものですね。
あえて一言言わせていただくとするなら、お酒にはもっとこだわったほうがいいと思います。
私が単に酒飲みなので、万人がそう評価するとはとうてい言えないのですが、料理とはお酒とのマリアージュがあってこそのもの。
料理にふさわしいレベルのお酒を必ず用意するべきで、それなりに価値があるお料理に対して瓶に詰められた冷酒をクールダウンするすべもなくテーブルに出すのだけはカンベンしてほしいと思います。
酒飲みはそれだけのことですべてが残念な感じに思えてしまうのですよ、本当に。
まあ、わたしにとっての裏メインディッシュが「酒」だから、なのかもしれませんがw
とはいえ、割烹旅館さんを、しかも京都の老舗さんの味を体験する機会もなかなかありませんので、ぜひ一度訪れてみてください。
ヒノキのお風呂の問題さえなければ、俵屋さん攻略をしてみたいところですが、まあ、健康のためにあきらめる、という方向で。
今回のディナーでは、鱧がでなかったのが淋しかったです!
鱧は、私の中では、魚の中では一番好き、といってもよいです。
ただ、一流の料理人さんにさばいていただいた時のみ、という条件つきますがw

★関西の夏の風物詩! 東京ではあんまりお目にかかれませんが激うまです!★