千駄木料理教室-おせち料理
今年は自力でおせち作り!
みたいな気になったので、おせち料理教室に行ってきました。
作ってみて思いましたが、おせち料理は作業工程はあんまり複雑じゃないんですね。
煮たり、水に浸したりする待ち時間がものすごく長いので手間がかかるような気がするだけなんだと、実感しました。
計画性は重要だけど、それさえきちんと意識できていれば自分でも簡単に作れそうです!
中央が紅白なます。干し柿の果肉も入っています。ちょっと甘めの味が好きな人におすすめのレシピ。酸味が好きな方なら、干し柿を入れる必要はないと思います。
柿の酢の物は和食にはけっこうレシピとしては見ますけど、初めてわたしは食べました……w 意外なまでに違和感はなかったです!
右上は叩きゴボウ。細いゴボウで作ると確かに見栄えもいいし、おいしいです!
こういうのを作ると、直径20cmぐらいのすり鉢がやっぱりほしい……とやっぱり思いますね!
大きめごますりのすり鉢が欲しい方必見!スタイリッシュな仕上がりでスタッフイチオシです♪加... | ★おしゃれさんのすり鉢があったら、胡麻和えとか作るのも苦じゃないですね! 欲しい……!★ |
これは、食感の違いを楽しむのがポイントなので、裏ごししたたまごを「ながし缶」という容器にいかに上手に詰めるかがポイントだと思います。
ぎゅっと入れた卵白とふわっと入れた卵黄のコンビネーションがとってもおいしいけど、作るのにテクが一番要りますねw
ES18-8玉子豆腐器(流し缶) アルゴン溶接 関東型 18cm【マラソン2011冬_生活】 | ★ながし缶……という名前を初めて知ったのはご愛敬です!★ |
からすみはセンセがスペシャルで作ってくれたもので、習ったのは鴨ロースです!
意外に作るのは簡単そうでしたが、もっとも問題だと思ったのは、すっごくおいしそうな鴨肉なんてそうそう手に入らない!ということ。
関東なら築地に行くか、デパチカ行くか、紀伊国屋であらかじめ予約しておくか、インターネットで取り寄せるか、みたいな話しかありませんよ〜(涙)
センセは築地に行くか、ご近所さんのガチのお肉屋さんでお願いしてるみたいですが、これは正直、ハードルが高い。
でも、自分でけっこうおいしく出来ちゃうのがわかっちゃうのは楽しいですね!
鴨肉をステーキ風に焼いてみませんか?柚子ごしょうでどうぞ。【鴨肉】 ステーキロール 【胸... | ★鴨肉の胸肉はだき身というそうです。しってました…?★ |
でも、栗きんとんとかよりも気楽だし、ほかのお料理への転用ができるのはとってもよい点です!
写真の左側は照りごまめ。これはセンセがちいさめのごまめを使うのが最大のポイントといってましたが、確かにそうかも?!と思ったお料理です。大きいやつは、はらわたの苦みなどが強くなっておいしくないのだとか。たしかに食べてみると、小さい方が調味料とのバランスもよくて、おいしく感じられます。
思い出すに、料亭の照りごまめはすべて小さくて細い子どものごまめを使っているようだったので、こういう理由があったんだな、と認識しました。
中央はいずれと知れた数の子。これまであんまりおいしくないと思っていた数の子ですが、素材のせいなのか、下処理のせいなのか、意外とおいしく感じられました! これがあれば、日本酒がけっこうぐびぐび行けると思いますw 自力調理、おすすめです!!
お待たせいたしました!新物の塩数の子、本年も入荷しました!ロシア産数の子のパリパリした食... | ★薄皮をはいでだしにつけるだけなので、やっぱり素材勝負?な気がします! これはおいしそう!★ |
行程は少ないけれど、このお料理の最大の問題は黒豆をつやつやの黒に演出する「鉄分」をどうやって調達するか、ですね。
センセはさびた鉄がなかったら鉄の鍋で煮たらよい…という話をされていましたが、ぶっちゃけ鉄の鍋がフツーの家にはないのでは?
と思ったら、すごいものがありました!↓
新豆でおせちの煮豆を作れる!材料セット♪♪黒豆名人キット★黒豆セット★ | ★鉄まめ君なるさびた釘の代用品を含んだ調理セットがこの世に存在するなんて!★ |
黒豆を真っ黒に炊き上げる秘訣♪鉄まめ君 | ★鉄まめ君の単品もありました!★ |
全然関係ないけど、やっぱり黒豆は京都が一番ですね〜。
先日関西に行ってきましたが、宝泉の黒豆はやっぱりサイコーにおいしいと改めて思いました!
お雑煮も習いました!! これは何がびっくりって、お雑煮の中に焼き海苔を入れるのです!
千駄木あたりでは普通???という話でしたが、わたしの実家とは違いますね、あきらかにw ちょっとしたエリアごとに内容が変わるのが家庭料理のよいところですけれども。
では、どんなお味だったのか……というと、個人的にはアリだと思いました!
海苔はお餅と基本的にマッチするし、海苔は温められると香りが立つのでよりお雑煮をおいしく感じさせるポイントがたくさんあります。淡泊な味わいになりがちなお雑煮の味にアクセントを加えるという意味でも楽しい。
機会があればぜひ試してみてください!