最近飲んだお酒たち

いやー。

9月に入って、いつも通っているバーが9周年を迎えたので、ルイ・ロデレールを持って、お祝いがてら飲みにいってきましたが、なんだか不思議でした。

何が不思議か、というと、9年間もひとつところに通い続ける、その不思議ですよ!

9年といやー、小学校入学から中学卒業までですよ?!

自分の人生のどれだけを占めているのかを考えると、自分でも空恐ろしいっす(笑)

まさしく、ある意味、運命であると申せましょう!

たまたま、前を通りかかったお店にふらりと寄ってスタートしたこの関係。

この店で、どれだけの時間を過ごしたのか?

この店で、どれだけのお金を費やしたのか?!

この店で、どれだけの酒を飲んだのか?!

あらためていろいろ考えたりして、感慨深いものがありました。

わたしは、いつも飲みに行っているBarの味に、良くも悪くも慣らされているので、他のお店には、いまさら移れないんですよね〜…。

これから先、このBarで過ごす月日が最終的に私の人生の何分の一を占めるようになるのかと、頭を巡らせて、さらに気が遠くなりそうになった次第です。

つーわけで?! 久々にお酒の話でも。


最近飲んだお酒はこんな感じです。

  • グレイグース・ソーダ

    グレイグース・ウォッカ 40度 1000ml
    NYで大ブレイク中のプレミアム・ウォッカ「グレイグース」。オシャレな瓶で、いかにもアメリカで流行りそうな感じです。(笑)グレイグース・ソーダは、おーつきさんの場合、グレイグース45mlで、ソーダと1対1。レモンピールを軽く打つ程度で作ります。
    味は、ウォッカベースなので、あまり癖がなく飲みやすいのが特長。まあ、45mlも入っていれば、それはそれでアルコールの味はするんですけどね(笑)ソーダが落ち着いて全体がよく混ざり合うと、ほのかな甘みが出てきます。シェリーのソーダ割に近い味。ピールは、うったほうがいいですね。そのほうが味にしまりがでますので。塩をつけてもおいしいかも?!と思って、やってみましたが(笑)、塩分にグレイグースの味が負けてしまうので、いまひとつな気がします。
    一気飲みすると酔うのは確実。気をつけましょう〜!

  • ダン・ビーガン/ スプリング・バンク36年:

    ダン・ビーガンスプリングバンク36年(1969) !
    シングルモルトファンであれば、だれでも1度は飲んだことがあると思われるスプリング・バンク。わたしは、オフィシャルの1966年ダイスキーを語ってはばからないのですが! このダン・ビーガンの36年もおいしいです!
    少し甘みが強いと思いますが、薫り高く、味のバランスもすばらしい。スプリング・バンクって、ほんとうにおいしいお酒だよねと、単純に思える、そういう出来です。このダン・ビーガンというボトラーさんは、割と新しい業者さんらしいですが、このボトラーさんはけっこうイケてると思います!

  • Liberty School 2003年:

    リバティースクール カベルネソーヴィニヨン 2003
    どうなの、どうなの?!っつー名前の、カリフォルニア産カベルネ・ソーヴィニョン。ワインにつける名前じゃないよねー、みたいな(笑)
    これまでこのボトルを知らなかったのですが、どうやらケイマス傘下の2ndワインブランドのようです。(さすがにケイマスは知っている)
    個人的には、カリフォルニア・ワインは、あんまりコストパフォーマンスに優れていないのよねえ〜とか思っていたのですが、このワインは極めてパフォーマンスのよい、おいしいワインだと思いました。ディスクは厚め。色は青みがかった赤。香りは柔らかめですが、バランスが取れています。ボディも、その香りのとおり、甘みがわりとつよく、タンニンは弱め。果実味が豊で飲みやすく、どちらかといえば華やかな感じのワインです。ボトルをあけた時から飲め、おつまみがなくてもおいしく飲めます。
    カベルネはやっぱり深い味わいが…という方にはちょっと物足りないかもしれませんが、カベルネは渋くて…という方にはオススメの一本です。赤が苦手な人は、このあたりから入ってみるとよいのでは。