バルセロナ-・モンタネール

アップした画像を見てなんだかわかる人は、けっこーなバルセロナ通?!でごさいましょう(笑)

つーか、日本人だけがバルセロナ=ガウディという図式をもっているだけなのか?!

実はですね、バルセロナには、ガウディ以外にも有名な建築家さんがいます。

ドメネク・イ・モンタネールという建築家さんです。

つーわけで、モンタネールについてのコメントでも。


写真は、バルセロナにあるサン・パウ病院の画像になります。

画像を見る限り、これが病院?!と思われるでしょうが、ぶっちゃけ、本当に病院らしい????のですよー!(笑)

自分でも、はっきりいっちゃうと、イマイチそういう実感はない(爆)のですが。

観光していたときに、患者さんらしい患者さんを見かけなかったし(笑)お医者様は見かけましたが、たった1人だったしー(苦笑)

しかしながら、病院としては、一応マジで機能しているのだと推測されますです。

どういうことかというと。

実は私、ニューヨークの友人とバルセロナで現地集合・現地解散の旅をしていたのですが(ふつー、しない?)、ニューヨークに住んでいる友達の知り合いの友人がバルセロナに住んでいて、観光案内してくれたのです。そのとき、彼女は「サン・パウ病院」で生まれたという、ある意味衝撃的な?!証言をしてくれたのでした。

で、実はですね、この病院の設計者は、ドメネク・イ・モンタネールという人なのです。

モンタネールは、バルセロナにあるカタルーニャ音楽堂というところも設計していて、両方ともが世界遺産に登録されているという凄腕さんなのでありました。

ガウディのライバル?!ですよー(笑)

モンタネールの作品としては、前述の2つが超有名なのですが、ある意味甲乙のつけがたい作品たちであり、華やかさという共通点を持ちつつも、それぞれに個性のあるしあがりです。

ぶっちゃけてよいです?

個人的には、超ゴージャス、びらびら系も愛している私としては、ガウディの先進性も好きではあるものの、モンタネールが保有するいかにも「お高くとまってます、ヨーロピアンスタイル」も捨てがたいのでありました(笑)

けっこー好き(笑)

サン・パウ病院カタルーニャ音楽堂も必見のすばらしいスポットなのですが、あえていうのならば、やはりカタルーニャ音楽堂をぜひチェックしてみてくださいませ。

えーっと、つーわけで、それぞれについて簡単にチェックポイントを。

  • サン・パウ病院(Hospital de la Santa Creude Sant Pau)
    いやーっ。
    これは、あれです。
    いわゆる、「後ウマイヤ朝」!みたいな(笑)
    スペインってのは、キリスト教と、イスラム教の融合された特有の文化を生み出していますが、サン・パウはそれの代表的な作品といえましょう。
    サン・パウ病院のいったん正門をくぐると、カトリック風とアラビア風が融合した不思議な建物が点在しているのを目の当たりにすることができます。
    極めておもしろい世界観です。
    ま、なんつーの、ディズニーの「アラジン」ともいえなくなはいのですが(笑)
    建物は痛みが激しいのか、修復作業がバリバリはいってますので、じっくりと閲覧することができないのが、残念です。
  • カタルーニャ音楽堂(Palau de la Musica Catalana)
    こちらは「やっぱり世界遺産はちがう!」と思わず感想を漏らしたくなるほどの建築物。サン・パウ病院よりも遙かに保存状態もよく、見応えがあります。
    スペインでは、「アール・ヌーボー」のことをモデルニスモと呼んでいて、この建物も「モデルニスモ」と位置づけられていますが、個人的には「アールヌーボー」色はだいぶ薄いと思います。
    アールヌーボー風であれば、ガウディのカザ・バトリョのほうが圧倒的にその風合いが強いでしょう。
    カタルーニャ音楽堂は、まだまだ18世紀ぐらいのヨーロッパのイメージが残っていると思います。
    カタルーニャ音楽堂は、とにかくゴージャス。
    「音」とともに、見目の良さを追求した建築物です。(※ガイドさんもそう認めている)
    全体的に花がちりばめられているのが特徴で、ステンドグラスにも、天井にも意匠として無数に使われています。
    2階から建物全体を見ると、本当に花畑を見ているかのような錯覚に襲われます。
    窓のステンドグラスには、4本の血の筋を基にしたカタルーニャ?の徽章もあり、本当に華やか。
    ステンドグラスの色もあせることなく保存されていて、窓ガラスの向こうに建物がないのに、レンガ色の建物があるかとカンチガイしてしまいそうです。
    すべての世界の基である太陽をイメージさせる天井センターのステンドグラスもすばらしく、円柱の装飾も見事。
    ステージには、ミュージシャンをイメージした像がしつらえられています。
    センター右側ふたつめ、楽器を持たないミューズは「歌」をイメージ。センターから右側ひとつめは、カタルーニャ伝統の楽器をつま弾く姿があります。
    カタルーニャ音楽堂が本当に美しいので、必見なのですが、それがゆえにけっこー閲覧する手続きが面倒?!です。
    勝手に閲覧ができず、ツアーガイドに参加するしかありません。
    このツアーガイドが混み混みなのよー!!!
    朝早くいって、列に並んでチケットを買うか、もしくは当日は諦めて、別の日のツアーガイドのチケットを買うはめになりますのでご注意くださいませ。
    「朝早く」ってのが、マジで朝早いので気をつけてください(笑)朝11:00には、その日の分のガイドツアーはすべて売り切れになっちゃいます。
    本当は、写真を公開したいのですが、カタルーニャ音楽堂は写真NGなんです。
    「リアルで見てね!」という意思表示の表れであると前向きに理解するってことで、画像データありません。
    ごめんなさい。
    そうそう、このカタルーニャ音楽堂のシンボルとも言うべきパイプオルガンですが。
    ごめ〜ん!!!ゆっちゃわるいのですが。
    ぶっちゃけ、音響はそんなによくないですー!!!!!(爆)(た、たぶんよ?! わたし、そこまでクラシックファンじゃないですので。でも、墨田トリフォニーホールよりはよくないと思う…たぶん(滝汗))
    それでも、やはり世界遺産
    ここで行われるコンサートは、会場は小規模ながらも超ビッグが出演したりします(笑)
    クラシックファンであれば、要チェックでありましょう!