スペイン-チビ系ごはん
スペインといえば、やはりタパスですかね?!
最近、日本でも流行してますし。
スペインでも、今はジャポニズムが流行してるんで、文化交流ですっ。(※死語…てか、意味不明?)
つーわけで、チビ系ごはんの紹介を少し。
スペイン人って意外と器用でして、「こしょう」を使わないという大胆な料理をぶちかますわりには、タパスの盛りつけは繊細かつ美麗だったりします(笑)。色彩感覚が日本人の好みに合っている感じでして、基本は3原色網羅ですよー!!。
少なくとも、赤と黄色は死守ですね。
まあ、徽章でも黄色と赤はマストなんで、基本その2色は遺伝子の中に組み込まれちゃってるものなのだと思われます。
んじゃ、タパスとかのご紹介でもしてみたいか、と。
- オリーブ
オリーブは、スペイン人にとっては、一般的な日本人にとっての梅干とかたくあんみたいなものと思われ。
てか、もっと重要かも?
あたしは梅干し一生食べなくても生きていけるから。
レストランに行くと、突き出しとしてサーブされます。
バールとかでは、注文すると出てきたりします。
グリーンも食べますが、ブラックも食べますね。
種は、入っているものがほとんです。
スタッフド・オリーブはあんまり食べないみたい。
でも、市場ではちゃんと売ってます。
アンチョビー入りとかね!
わたしは、マティーニスキーなので、オリーブにもちょっとうるさいのですが(笑)、スペインのオリーブは、大きさは中くらい。大きすぎたり、小さすぎたりせず、果肉がそれなりに味わえる大きさです。
果肉は、ちょっとやわらかめ。個人的には、もう少し固くてもよい感じです。
オイリーではありますね。そして、全般的に塩味が濃いです。
あか抜けた感じではないけれど、ワインやカヴァのお供にするのであれば、問題のないレベルだと思います。
マティーニに入れるのには、キツイですが。 - アンチョビー
スペイン人にとっては、アンチョビーはすっかり生活に密着してしまっている食材です。
嘘じゃないです。
たぶん、オリーブとオリーブオイルとアンチョビーがあれば、あの人たちは1週間は生きながらえることができるんじゃないのでしょうか?
んじゃ、アンチョビーをどう使うか、ということですが。
もっともシンプルなのが、アンチョビーのオリーブオイル酢漬けですかね。
オリーブオイルと酢の中に、下ろしたアンチョビーをどぼんとつけて、塩で味を付け、オリーブといっしょにつけ込むものです。
これは、バールでは超メジャー級の料理です。
それ以外だと、ピンチョスとか、カナッペみたいなもので使ったりします。
ピンチョスでは、バゲットの上に鶏肉のフレーク?を載せてアンチョビーでくるみ、マスタード少し載せたりしたやつがあります。
写真で左上のやつは、おもしろい料理でしたよ!
小さなパイ生地の中に、パイナップルをアンチョビーで巻いたものと、山羊のチーズが入っているのですっ。
甘いものと塩辛いものがを抱き合わせにするのは、生ハムメロンのバリエーションなんだと思いますが、ある意味、新しかったです。
スペイン人って、ほんとーにアンチョビーが好きなんだと思った瞬間でした(笑) - チョリソー
チョリソーもよく食べます。
ぶっちゃけますが、けっこー油っぽいです(笑)
しかも、味がそーとー濃いですっ。
塩辛い!
べつに、まずいわけではないのですが、日本人のたいていの方にとっては、けっこーつらいのでは?!と思われ。
食べ方は、そのまま食べるのももちろんアリなのですが、スペイン人もいろいろ考えてたりします。
バゲットの上にレタスを載せてその上にベーコンを巻いたチョリソーもどきを置き、ピンチョスにしてみたりとか。
人間、好きだからこそ?! いろんな事を考えたりとかするもんなんですな。 - アーティーチョーク
アーティーチョークも、スペイン人が好きな素材のひとつですかねえ。
日本では、アーティーチョークは値段も張るので、あんまり食べるチャンスがないかもしれませんけど。
アーティーチョークは、バールなどではオリーブオイルの酢漬けのような感じでサーブされます。
小さなお皿に5〜6個ぐらい載ってきます。
アーティーチョークは私も好きな素材なので、ちょっと嬉しかったり(笑) - クロケット
クロケットは、スペインでもかなり有名なタパスくんです。
ですが…
実はあんまり食べていなく…一回食べた時は、やばかったー!!!(涙)
カニの肉のクロケットなのですが、いやー。
思わず、おえー(苦笑)
もちろん、マジで吐いたわけじゃございませんが。
その店が、イマイチまずい店だったっつーのは事実ですが、あんまりクロケットにはいい思い出がない!
つーわけで、実際の味はぜひとも皆様ご自分で。