京都-紫野和久傳

紫野和久傳今回の出張では、あんまりちゃんとしたディナーを食べることができなかったのでお弁当の話でもしてみたいと思います。
行きは、品川駅のecuteで購入した「なだ万」の1500円のお弁当。帰りは、JR京都伊勢丹で購入した紫野和久傳の4750円のお弁当を食べました。
なだ万のお弁当ははっきりいってイマイチだったので、語るにあたわず。
つーわけで、紫野和久傳の方について書きます。



鯛ちらし
紫野和久傳は、「おもたせ」などをメインに扱っている和久傳グループのひとつのブランドになります。
以前から、紫野和久傳の「ちりめん山椒」のファンだったのでよく買っているのですが、今回はお弁当に初チャレンジです。

  • お弁当の種類:
    紫野和久傳お弁当には、いくつか種類があります。
    有名なのは「鯛ちらし」。ご飯の上に木の芽と鯛のおさしみが載っているヤツになります。直接見たことはありませんが、1段と呼ばれるヤツの場合は、どうやらその鯛ちらしのよこに、里芋や小茄子、かぼちゃなどの炊ものが少し添えられているようです。
    わたしが食べたのは、2段と呼ばれるヤツ。写真の通り、「鯛ちらし」が1段目、2段目には、炊ものやお肉類がはいっているおかずがべつについてきます。詳細は、紫野和久傳のサイトで確認してください。
    紫野和久傳HP:http://www.wakuden.jp/
  • 味:
    このお弁当のいいところは、まずは、京料理らしく彩りが美しいこと。
    食欲をそそります。鯛ちらしも、全然臭みがなくて、食べやすいです。かぼすと木の芽を使っているので、かなり食べやすくなっているのは事実だと思いますね。鯛のおさしみの下に木の芽を敷くあたりは、さすが料亭といった感じ。
    炊き合わせは、ひじょうに上品な味付けです、素材の風味を活かしていて、かぼちゃや里芋がおいしいです。
    ちりめん山椒もそうなのですが、紫野和久傳は全体的に味が優しいくて、おとなしい感じだと思います。でも、その分奥深くて、おいしいと思います。
    ゆったり味わいたいところですので、新幹線で食べる場合は、奮発してグリーン車に乗ることをオススメします(笑)
    私、別にグリーン車のファンでもないのですが(高いし)、でも、このお弁当を食べるのなら隣に絶対誰も座ることがない!! 席の幅も広い!! グリーン車にのって食べることをオススメしますです。
    ビールも、ぜひともエビスビールで!(笑)
  • 購入方法:
    この鯛ちらしは、確か食べられる時期が限られています。なんたって、生ものなので、真夏はヤバイですから(笑)
    注文は、お店に直接するか、もしくはJR京都伊勢丹のサイトで予約していくのがよいです。


JR京都伊勢丹では、価格帯が安いもの3500円ぐらいまでの老舗弁当は、少量常に入荷しているようですが、私が注文した2段弁当は予約しないと購入できません。気をつけてくださいね!
JR京都伊勢丹HP:http://www.wjr-isetan.co.jp/kyoto/
せっかく京都に行ったのに、まともなお料理を食べている時間がない!!
そういう方にオススメのお弁当です。
ただ、お弁当は所詮お弁当。
あたたかいご飯にはかなわないのはご承知おきください。
あたたかいご飯で5000円出せば、このお弁当よりおいしいものが食べられるのは間違いありませんので。