萩紀行-3
萩では「萩の宿 常茂恵」に宿泊しました。
皇族や政府の要人をもてなすために建てられた?という気品ある名旅館とのふれこみに、うっかりこころ動かされたためです。
東萩駅から近いのもポイントが高かったと申せましょう。
しかし、最大級にポイントが高かったのは、常茂恵のウェブサイトでは「自分にご褒美コース」という、一人でも宿泊できるコースがあったからです!
最近はそうでもありませんが、通常日本旅館は、2名以上でなければ宿泊ができないもの。
その強大なる壁をあっさりと越えさせてもらえるインフラが整えられていたからなのでありました。
この宿は熱海の温泉旅館のように、昔風のど〜んとしたマンション型の作りではなく、宿泊客の顔があまり合わないように計算された部屋の配置が特徴です。
各部屋からは和庭園を鑑賞することができ、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
大浴場は露天風呂こそありませんが、温泉設備があります。
ゴールデンウィークなど特別に混んでいるときでないかぎり、基本的にお風呂は独り占めモードと見ました。
わたしは夕方、翌朝と温泉に入りましたが、ぶっちゃけ、独り占めしてました(笑)
温泉好きの方には堪えられないと思われます。
さて、和風旅館として蒸しできないのはやはり夕食。一挙、ご紹介します。
■湯葉とろろ&錦糸巻
■さより 貝柱 車海老&天梅 あられ 紫蘇
■鰆蕗味噌焼き&蛸柔らか煮
■ふかひれ豆乳蒸し&めいぼ共和え
このほかに、ゆり根最中、赤だし、白飯、香の物、デザート(メロン+枇杷)が出ます。
クオリティは全体的に高めで、量も多い。男性・女性関係なく満足できると思います。
飲み物としておもしろかったのは、喜一郎という日本酒。
どうやら福娘を作っている酒造さんが作っているお酒のようなのですが、どーやっても市中では見つけることができず。
少し甘口ではありますが、しっかりとした味わいで、おいしい日本酒です。
わたしは日本酒をあまり飲みませんが、これはなかなかだったのでは。
どういうわけか、どこにも売っていないのです。もし、発見できたら、かって帰ってきたと思うのですが。
ウェブでも見あたらないし、どうなってるんでしょうねえ。
ちなみに、朝食はこんな感じ。朝から思いっきり食べられます。
かなり、健康的。
機会がありましたら、ぜひチャレンジしてみてください。