京都観光〜比叡山延暦寺

比叡山ライトアップ
さてさて、本日からは簡単に観光情報をアップします。
よーやく、ここまできたか…と自分でも感慨深いところが、かなり微妙です(苦笑)
京都は、夏のお盆の時期、実は意外とたくさんのイベントがあります。
地獄のように暑い時期なので、観光客が少なくなるのを食い止めようと言う街全体のオトナの都合があったりするのも事実なのですが、お寺がたくさんあることもあってお盆の時期は昔からのイベントもあるのです。
だいたいの場合は、昔からのイベントを、ショー仕立てにしていることが多いと思います。そのほうが、やってるほうも工数的にラク、ですからね!
というわけで、今回は、比叡山ライトアップです。
◆大講堂&東塔/阿弥陀堂
比叡山ライトアップ
比叡山ライトアップ
比叡山のライトアップは、お盆の期間しかありません。
この時期は、比叡山にある「不滅の法灯」という火をわけて根本中堂などをライトアップします。
かなり地域との交流深いイベント?で、高校生によるブラスバンドイベントがあったり、誰かが歌を唄うイベントがあったりします。
比叡山ライトアップ
このあたりは、まあ、軽くスルーするとして、一番の見所は根本中堂で行われるイベント。
比叡山延暦寺のお坊さんがありがたいお説教をしてくれたのち、点灯式が行われ、そのあと、複数の僧侶が登場して護摩供法要と天台声明が行われます。
天台声明というのは、経典の言葉等に節回しをつけて唱える仏教音楽のこと。複数の僧侶が登場して天台声明を行います。天台声明を聴くことそのものも興味深いのですが、個人的には僧侶の法衣・袈裟がおもしろいと思いました←?!
法衣・袈裟がお坊さんのランク順に色が変わるのを実際に確認できたこともよかったのですが、とにかくハデ!で見事なバランスの色とデザインが、むちゃくちゃイイ!(本当は写真を撮りたかったのですが、撮影禁止だったので断念しました)
紫に朱、灰に黄、青緑に赤(だったかな?)とか、色のコンビネーションはもう、お見事としかいいようがありません。
袈裟に描かれている幾何学模様も実に美しい。
数百年も前に作られたもの?でも、現代に通じる美しさというのは、すばらしいと思いました。
あと、護摩供法要は必見です。
これを見られることはあまりないと思うので、ぜひ一度は見てみましょう。
とくに、仏タクの方!
火を焚きながら護摩を供養するのですが、密教の印を切る様子が鬼気迫る迫力で見応えあります(笑)
文殊楼/大坂
比叡山ライトアップ
比叡山ライトアップ
イベント期間がかなり限られているのは事実なのですが、なかなかおもしろいので、機会があったらぜひ一度!
この期間は京都駅から特別に運行されるバスもでますので、行くのもわりと楽だと思います。