伊豆温泉へLet's Go!(12)〜伊豆高原・うち山

さてさて、本日はうち山のお夕食から。
うち山の場合、立派な居間があるにはあるのですが、夕食は別のところで食することになります。
これは、おそらく、うち山の従業員数と密接に関係していると思われますが、まあ、ダイニングも掘りごたつ式でちょっと面白いので、そんなに苦にはならないと思います。
料理長さんは中田貞年さんという方です。お料理は京風。ただし、使っている野菜などは中国の珍しいものも多用されています。
いろんな素材が世の中にはあるんだねえ、と勉強になりました!
◆先付(松前漬、松茸、数の子、蒸し鮑、京人参、萵苣茎、防風)
お宿 うち山・先付
防風というのは広辞苑によると↓

セリ科の多年草。中国原産の薬用植物。茎は高さ約90センチメートル。夏・秋の頃、白色の小五弁花を散形花序に密集して開く。根は生薬の真防風で、煎剤として、発汗・去痰(きよたん)薬

上に乗っているグリーンです。萵苣茎というのは、画像で見ると切り昆布のように映っているものだと思うのですが、忘れてしまいました…orz。どうもインターネットで確認するかぎり、「萵苣」はレタスを意味するようですが、「茎」がつくと全く別物になるなんじゃないかという気がします。
新鮮な鮑の歯ごたえがおいしい一品です。
うち山の場合、先付けとお凌ぎが一緒になっているのが特徴です。
◆お椀(鴨丸、淀大根、鶯菜、柚子、芽葱)
お宿 うち山・お椀
淀大根のやさしい味がおいしい一品。鶯菜は、京野菜では「かぶ」の一種のことだそうです。こういう柔らかい自然な味は、癒しをもたらしますよね!
香りと味のバランスがとれた、箸洗いとして優れた一品だと思います。
◆お造(矢柄、鮪、扇烏賊、山葵、大根、紫芽、菊葉)
お宿 うち山・お造り
お造りは矢柄が珍しいと思います…というか、魚がよくわかってない私が覚えている限り、ここで初めて食べた魚だと思います…orz。
上に乗っている四角い茶色の物体がなんなのかがわからなくなってしまいました。このうんちくも確か聴いたはずだったのですが(爆)
たしか、これも中国産のなにかを固めたものだったような気がするのですが…。