錫のぐい呑み〜鶴岡 鉦次郎

ぐい呑み・鶴岡 鉦次郎
先日、楽天のポイントを失効しそうになった弾みで日本酒「醸し人九平次 別誂」を購入したことは書きましたが、それ以来、「醸し人九平次 別誂」をおいしく呑むための努力を日々続けていたりします。
というわけで、本日はその成果のご紹介。
この間、わたしが銀座では一番好きなデパート「銀座松屋」にいってぐい呑みを購入しました。
素材は、一般的なガラス製ではなく、渋い錫製!! 桐の箱にはいっちゃってる商品です。お酒の色がわかりにくく、器の縁が厚い酒器を購入するのは、私的にはめずらしい行為だと申せましょう!
ぐい呑み・鶴岡 鉦次郎
このぐい呑みは、「鶴岡鉦次郎」さんという、World Good Designの公認の方が制作した手作りの商品(6300円)です。
なんで錫製にしたのかというと、12月に宿泊した「お宿うち山」で日本酒をサーブするときに錫を使っていて、その錫酒器が実はすっごく気に入っていたからなのでありました。(※とはいっても、うち山の酒器が鶴岡 鉦次郎とは限りません。どこのヤツか知りたかった…個人的には)
日本酒用の錫の器は、入れておくとお酒がおいしくなる?という噂?もあるようですが、個人的には保冷性を評価したいところです。いったん冷やせば氷水につけたりせずともある程度一定の温度を保てるようなので、日本酒のようにちびちびやるお酒には、向いているような気がすっごくしました。
器のしっとりとした重さも、少し気取った感じで高級な日本酒に似合うような気がしますし(笑)個人的に、ワインとは違って日本酒には、色味やディスクの厚さ、香りなどをあまり厳しく要求しないという理由もあると思います。だから、器の縁の厚さも、いちいち追求せずに、そこそこでいいんじゃないのかな?と素直に思えたりするのでしょうね(笑)
ワイングラスだったら、リーデル以外のものはやっぱりどうよ?と思いますからね〜。
ぐい呑み・鶴岡 鉦次郎
裏面には、鶴マークも入っているこのぐい呑み
手作りなので、ひとつひとつびみょうにデザインが異なります。
自分好みのものを見つけたら、きっと一生ものの杯になると思います!
現在は、鶴岡鉦次郎さん作のちろりを購入するかどうかを激しく悩んでいます。デザインは超気に入っているのですが、なんつったって、20000円ぐらいするので、そこまではたして日本酒のちろりを使うことがあるのだろうか…?!という疑問が頭の中で飛び交っていたりするわけです。
鶴岡鉦次郎さんのちろりにはふたもないので、日本酒をいれて冷やしておいたら、へたをすると冷蔵庫の匂いが移ってしまいそうな予感もして、むちゃくちゃ悩んだりとか…とはいいつつ、一升瓶を買うのをやめればそんな心配無用なんですけど。
千々に乱れる最近の酒飲み心でありました。