獺祭(だっさい)発泡にごり酒を飲む

昨年10月に発表した新商品の関係などもあって、とあるパーティに出席してきました。
基本的には毎年参加させていただいているのですが、今年はおみやげに、けっこう有名で人気のある日本酒「獺祭」のにごり酒(生酒)をいただきました。

獺祭(だっさい)発泡にごり酒

ちょっと前だったら、もらってもけっこー困っていた気がするのですが、お鮨を食べるようになってから日本酒もそれなりに飲めるようになったので、ちょっと嬉しかったです。
獺祭は、純米大吟醸が有名なようなのですが、今回もらったのはにごり酒。瓶内2次発酵が行われているため、炭酸ガスが瓶内にたまっていて、発泡酒になっています。
にごり酒特有の甘みは、酒の発砲によって緩和されていることもあり、口当たりは想像以上に軽やかだと思います。
わたしは発泡系の酒は好きなのでこういうタイプもきらいではありませんが、日本酒の発泡というのはある意味びみよーなキモしなくもなかったり。
あんまり華やかな香りではないので、発泡であがってくる香りは、ちょっと独特の癖があるように感じました。
たぶん、好き嫌いがあるんではないですかね?
いずれにせよ、このお酒は冷酒以外の飲み方ではありえず、しかも、けっこう温度を下げた状態での飲酒をオススメいたします!
獺祭(だっさい)にごり酒
いやー、このお酒のふたは、めずらしく右の写真みたいに1箱に2つついているのです。
なんで、2つもついてくるのかというと、同梱されているふたには、穴が開いているわけですよ!
発酵により瓶内にたまる圧力を、その穴から吐き出そうというわけです。
最初に栓として使われているふたには、穴が開いていません。これは、発泡を飛ばしてしまわないようにという配慮からで、シャンパーニュと同じ原理です。キッチリふたをしておいて、瓶内の圧力によってそのふたが飛ばないように、さらになんらかの方法で押さえておくという。
シャンパーニュは、一度開栓したらコルクを元に戻すことはできないので、シャンパン・ストッパーを利用するわけですが、獺祭においてはこの穴のあいた栓をとりあえず閉めることになる、と。
まあ、あれですね。はっきりいって、
開栓したら全部飲み切れ!
そういうことだと思います。
ちなみに私、シャンパン・ストッパーが活用できるかも知れないと思い立って、むりやり日本酒の瓶にストッパーを使ってみようとしましたが、やはり瓶の口の規格がおフランスと日本では異なっていて、使うことができませんでした…orz。
まあ、そんなもんかね?
と思いもしましたが、酒瓶の世界規格統一も重要な酒飲みとしての課題であることを認識した次第です。
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