京都観光-黄檗山萬福寺(1)

こんにちは!
本日は、黄檗というところにある萬福寺のご紹介です。
京都にゆかりのある方からも“マニアック"と評価される?今回のチョイスですが、黄檗萬福寺もけっこーびみょーかもしれません(笑)
黄檗萬福寺は、中国福建省から渡来した穏元禅師という方が開創したというお寺で、日本三禅宗臨済宗曹洞宗黄檗宗)のひとつといわれているらしいですが、ぶっちゃけ、黄檗宗というのは、教科書には載っていなかったような気がとってもします(苦笑)
びみょうにマイナーな宗教なのではないでしょうか…汗
まあ、それはともかく、このお寺は、中国風の明朝様式を取り入れた「伽藍配置」のものでひじょうにめずらしく、「禅宗伽藍建築群」として有名らしいので、チャイニーズ系マニアの方にはオススメと申せましょう!
黄檗萬福寺・総門
黄檗山萬福寺
見た目からして、いかにも中国風の門構え。瓦屋根としゃちほこ?のバランスが、日本風とは明らかに異なっています。日本の屋根はもう少し横に広く、建物が低い感じになっていると思います。
このバランスの違いというのは、ひょっとしなくても、中国と日本の国土面積の差から来るものでしょうか…?! きっと、中国では、この比率で造っても、建造物の大きさと周囲の面積とのバランスから、イイカンジに見えるのではないかと思われます。
黄檗萬福寺・三門
黄檗山萬福寺
三門は、南禅寺などを彷彿とさせるような建築物。質実剛健を旨とした威風堂々たる造りです。
黄檗萬福寺・開山堂
黄檗山萬福寺
開山堂から合山金、そして鼓楼へと続く廊下。
中国風なので、柱に念仏?を記した看板???が飾られ、さらには中国風のあんどんが渡り廊下に据えられているのがわかります。柱や扉?などの装飾も中華風ですね!
この開山堂から合山金へと抜ける一画は、庭の演出にも凝っていて、ちょっと異国風です。中華ファンの方なら、お気に召すのでは?