沖縄旅行-西表島観光(3)

由布島観光が終了したら、今度はマングローブツアーへ。
わたしはインドネシア方面へ旅行したときにマングローブツアーをやったことがあるので、マングローブそのものが珍しいということはありませんでしたが、別の意味ではけっこー驚きました。
マングローブツアー

西表島

何に驚くって、まず、仲間川という川がめっちゃでっかいのです!!
多摩川ぐらいあるぜ?! な感じなワケで、わりと大きめな船で川の上流へと入っていくことができます。
インドネシア方面でマングローブツアーをやったときは、それこそ小さな船でしか入れないような川をさかのぼったのですが、西表島はスケールがぜんぜん違います!
だから不慣れな人にはオススメできないんですよね〜、カヌーでマングローブを見てまわるの↓ 
西表島
この大きな川を必死こいてカヌーで行ったり来たりしなければならないので、ひじょうに体力的にはしんどいと思われます。
なれている人はすごくおもしろいと思いますが、なれない人だと、途中でイヤになって帰りたくなっても帰れないという地獄を味わう可能性大なので、挑戦する人は覚悟を決めてからチャレンジしましょう!
西表島
ちなみにマングローブはいろんな種類があって西表島では5種類ぐらいを見ることができます。また、このマングローブツアーでは、めずらしいサキシマスオウという木も見ることができます。
◆サキシマスオウの木
西表島

根が板状になっているのが最大の特徴で、「板根」と呼ばれます。この地域では水害などがひじょうに多いため、土の栄養分が地下よりも地上の方にあるので、その栄養分を取るためにこのような根の形状になった、という説明を聞きました(カンチガイ?)
このマングローブ生息地域には、巨大なシジミもいたりします。
◆巨大しじみ
西表島
掌にちょうどおさまるぐらいの巨大シジミシジミというものの定義をうっかり疑いたくなります(笑)
砂を吐かせるのがたいへんなので、地元の人はほとんど食べないそうです。
あんまりおいしくもないとのこと。育成環境が、砂地で育つというより土泥で育つためらしく、味もどろくさいそうです!
それにしたって、こういう不思議なものを目の当たりにすると、西表島ってやっぱり秘境なのかもね、と思いますね!