京都グルメ-桜田(2)

昨日に引き続き、京都のグルメ、桜田のご紹介です!
昨日は漆塗りの箱が登場したところまでご紹介しましたが、本日はその箱をぱかっとあけるとどうなっているかについてからまずは書いておきます。
↓みたいな前菜が登場です!
◆長芋、湯葉、雲丹のミルフィーユ仕立て? ゼリー寄せ
桜田
長芋、湯葉、雲丹、と、とろり&つるつる系の食材をあわせ、ミルフィーユ状にしたお料理。ゼリーが梅味のようなちょっと甘酸っぱい感じなので、かなりさっぱりした仕上がりです。わたしはこの3つの食材は大好きなので、あっという間に食べちゃいました。
お皿ですが、ちょっと写真だとわかりにくいのですけれど、黒とクリームイエローを使った大胆なデザインでひじょうに印象的です。底には雲中供養菩薩がのっているような雲がアレンジされている点も興味深し。
◆伊勢エビのしんじょう、冬瓜添え
桜田
お椀は伊勢エビのしんじょう。ふわふわでおいしかったです! 冬瓜もちょうどいい具合の火の通り具合でさすが!としかいいようがない。
お椀は、これまた黒の漆に金箔をあしらったもので、菊花がひじょうに美しいです。この黒の漆と食材の白のコントラストもすばらしく、お料理の品格が100%ぐらいアップするというものですね!
秋だからもちろん菊なわけで、ほかの季節であれば別の器が登場してきます!
◆刺身(しび、いか、たい)
桜田
お次はお刺身です。
くろまぐろの別名「しび」と、いか、そしてたいの盛り合わせ。
しびは脂がのっていてやっぱりおいしかったですね〜! こういう肴が出てくると日本酒が進んで困ります(笑)
器はちょっとよくわからないと思いますが、橙色の楓をあしらった形状であったか、と。(それとも、銀杏か?!)ツマの仕上げなど細部に渡って細かい仕事が施されている一品でした!
◆どうだん蒸し、うなぎ、くり、ぎんなん
桜田
「どうだん」っていったいなんだろ??ってずーっと思ってましたが、今インターネットで検索して判明しました!(爆)どうやら、ドウダンツツジなるものが世の中にはあるようです。
この赤く紅葉した葉っぱが、ドウダンツツジの葉だったわけですね〜(ヒャー)!!
というわけで、ドウダンツツジをお皿に盛りつけた一品。ちょっとした腹ごしらえの意味を込めたお料理です。
餅米をわらでくるんで蒸し上げた一品で、ぎんなんやくりの風味が秋らしいお料理でした!盛りつけにこだわる桜田らしい一品だと思います!
<桜田>
住所:京都市下京区烏丸仏光寺東入ル一筋下ル匂天神町634−2
電話:075-371-2552
営業時間:11:30〜13:30 17:00〜19:30
定休日:火曜日
桜田