京都旅行-東福寺(2)

東福寺の龍吟庵も特別拝観になります。いつでも閲覧できるわけではないので要注意なのですが、ここはここでなかなか風流なお庭を拝見することができるので、オススメです!
基本的に私は枯山水が大好き系なんで、そうじゃない方にはピンと来ないかもしれませんが、ここのお庭は端正で端麗、そして奥深く、そして、ちょっと不思議な感じもしてなかなかおもしろいです!
東福寺(龍吟庵・南庭/無の庭)
東福寺
白砂敷の庭。端正であり、かつ禅寺的独特の無の表情が表現されていると思います。
東福寺(龍吟庵・西庭)
東福寺
東福寺(龍吟庵・西庭)
味舌
西庭は寺の名前にもちなむもので、龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を表現しています。龍頭は青石。白砂と黒石で雲を表現し、竹垣は稲妻模様となっています。大胆ながらも繊細かつ思想的な庭で、重森三玲の作品です。
東福寺(龍吟庵・東庭/不離の庭)
東福寺
東の庭は、赤石がひじょうに珍しい枯山水国師幼少の頃に熱病にかかって山中に捨てられた際に、2頭の犬が狼の襲撃から守ったという故事に由来しているそうです。こちらも重森三玲の作品。赤い砂が、ぶっちゃけかなりまがまがしくて、微妙…?!な気がする不思議なお庭です。