九段グルメ下-斑鳩

こんにちは〜!
すいません、なんか、放置プレっぽいですよね。最近、またパブリだなんだとお出かけが多くなっていて、ここを更新しづらくなっています。
とはいえ、外出が増えれば外食も増えるというわけで、ご紹介したい記事もいっぱいあります。
というわけで! 本日はパブリで食べに行った九段下のラーメン屋さん「斑鳩」のお話です!

斑鳩

ここは、実は「青島飯店」にご飯を食べに行ったときに、初めて知ったラーメン屋さんです。
土曜日の九段だというのにすっごく長い行列が出来ていたので、めっちゃ人気なラーメン屋さんなんだなあと思って以来、機会があれば行ってみようと思っていたのでした。
ラーメンなんて、1年に1回食べれば御の字という私が行ってみたという、ある意味私的にはレアなお店さんだと言えましょう!(爆)
私が行った日は、すでに14:00をかる〜く過ぎて、まかないタイムの15:00まで、あんまり時間を残していない状況でした。(実は14:00を回ってランチをしようとしていたので、ラーメン屋ならランチタイムに関係なく営業しているような気がしたのでした……間違った認識でしたが)
通常斑鳩だと20分待ちがデフォのようですが、この時間だと席にこだわりが無ければ入店できます。(※とはいえ、間合いが悪いと微妙に待たされるのは事実です)
私が注文したのは「特製塩本鰹らー麺」(1000円)です↓
斑鳩

チャーシューと、メンマと、のりとネギといぶした鰹フレークがトッピングされています。
塩本鰹系というのは、お店のうんちくてきには

らー麺系のスープにさらに最高級本枯れ鰹のスープをブレンドしたトリプルスープ。揚げ蓮根や大麦、鰹まぶしなどをトッピングしたこだわり尽くした一杯。麺は特注で、デュラムセモリナ粉や本枯れ鰹を練り込んだ特注麺。昼・夜45食限定

だそうです。
実際、食べてみた感想ですが↓

豚のスープを使った脂ぎったこてこて系と鰹のサッパリ系とのブレンドの結果、意外にしつこくないんじゃね? でも、びみょ〜に味にまとまりないよね?

一口目は脂っぽいどっしり感を感じますが、フィニッシュは軽い感じで、ちょっと不思議な感じです。ブレンデッド・スープのならではの味わいというべきか。
一般的に味わいというのは一般的にフィニッシュのほうが重いことが多い気がするのですが、ここのラーメンだとインパクト(=豚)が重くて、フィニッシュ(=鰹)のほうが軽い。
モルトでは切れ上がりがいいものもありますが、その場合はアルコール度数などでバランスをとっていることが多く、全体をまとめていたりするんですが、ここのスープはアルコール度数の代わりに、鰹をかなり使っていて、さらには焦がした鰹フレーク?などをトッピングしているため、魚系の味わいがかなり濃いのが特徴です。
九段 斑鳩
麺は、じゃっかん縮れているということですが、私の目線からすれば基本ストレート。細い麺で、和風の味わいにマッチするように作られています。つるつるした麺ではなく、ちょっとざらりとした感じのしあがりなのは、デュラムセモリナ粉など普通とは違う原料を使っているからですかね?
私はラーメンに関してはほとんど興味がないのでよくわかりませんが、これをおいしいと思うかどうかは人それぞれかな?という気がしました。
私の感想は……スープに関しては「まあ、フツー? それなりだけどね」(苦笑)
なぜかというと、自然のうまみのバランスではなくて、人工的な味わいを感じたからです。もちろん、人工調味料云々ということではないですよ。ウィスキーのようにブレンドされた、スープとしての味わい、ということです。もうちょい、ブレンドには工夫が必要だぜ、みたいな感じですかね。
味たまごは気に入りましたけど。
サーブされた時のラーメンの温度が低いというウワサもありますが、これは、おそらくスープの香り&味わいなどを生かすため、あんまりアツアツにするのわざと避けているように感じます。冷めているわけではないので、お店としては適正温度でサーブしているのではないか、と。
そういう意味で、めちゃめちゃ拉麺を汗をかきながらすするのが好きな人には向いていません。
ま、とりあえず、ラーメンは基本がB級グルメであることを考えると、全体としてはアリなかな??という気がする次第です。
ゲキ高だけれど死ぬほどオイシイというより、リーズナブルにふつーにおいしいのがラーメンのいいところではないでしょうか。
機会があれば、ぜひ。
<九段 斑鳩
住所:東京都千代田区九段北1-9-12
電話:03-3239-2622
営業時間:[月〜金]11:00〜15:00 17:00〜23:00 [土・祝]11:00〜16:30 18:00〜22:00
定休日:日曜日
公式サイト:http://emen.jp/ikaruga/
斑鳩