WOWOW 連続ドラマＷ「空飛ぶタイヤ」

つい先日、恵比寿で行われたWOWOWの連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」の第1話試写会があって、それに参加してきました！

WOWOWの「空飛ぶタイヤ」は、池井戸潤さんの同名小説「空飛ぶタイヤ」が原作のドラマです↓

空飛ぶタイヤ (Jノベル・コレクション)

あらすじは↓みたいな感じ。

小さな運送会社を経営する赤松は、ある日、災難に見舞われた。自社のトラックの車輪が外れて飛び、それが道路を歩いていた親子に当たって、母親が死亡したのだ。
脱輪した理由を自社の車両整備不良が原因と決めつけられ、社会的信用を失った赤松は会社の経営難や家庭崩壊に直面して苦悩する。
だが、ふとしたことから、事故の原因は整備不良ではなく、トラックそのものに欠陥があるのではないか、本来ならリコールすべき商品をそのまま販売し続けているのではないか、と気づき、それを立証するべく、トラックを製造・販売するホープ自動車に立ち向かう決意をした。

WOWOWさんは「社会派ヒューマンサスペンス」と謳っていますが、私が第1話を見た限りこのお話は「ハードボイルド」に属するものではないかと思います。矮小な存在の主人公が、巨悪を滅ぼすべく単身乗り込んでいくという、そういうやつ。
ただ、「空飛ぶタイヤ」は単なるハードボイルドと一線を画していて、主人公と相対する組織の中でも権力争いなどがあり、話がやや複雑に展開することからすれば、「社会派」という言葉は当たっていますね。
キャストも豪華で、中村トオルさん、田辺誠一さん、荻原聖人さん、水野美紀さん、國村隼さんなどなど、錚々たるメンバーが顔を揃えています。
試写会では舞台挨拶もあったのですが、中村トオルさんがステキでした！（笑）
中村さんって、おしゃべりが上手ですね。自分が出演している作品の評価をついついインターネットで調べてしまうと萩原さんに話したら、「ちっちぇー男だな」と言われてしまったことを披露してくださって、

小鳥のようなハートのぼくなので、（ブロガーのみなさん）お手柔らかに

とかおっしゃられていたのを聞いて、うっかり笑ってしまいました〜。
ドラマもおもしろかったです！
なんだか、全編クライマックス！って感じで、見ていて息をつく暇もないです。
WOWOWさんの連続ドラマWはCMがないので、見終わってからなんか、疲労感を覚えました……（笑）
見所はいろいろありますが、個人的には赤松と整備士の門田（柄本佑さん）のやりとりはよかったと思います。
整備不良一件で、門田は赤松に首にされてしまうのですが、そのあと赤松が自分が間違っていたことに気づいて門田に謝りに行き「会社に戻ってきてくれ」と言ったとき、「でも、人がなくなった責任を誰かがとらないといけませんよね？」みたいなことをいったのはいいな、と。門田は、おいしいところを持っていくな〜、とか思いました。
今後の展開については、個人的には、車の設計に携わりたかったにもかかわらず、営業に回されてしまったことに不満を持つ沢田するが、いかに社内にはびこる悪と戦っていくのかが、気になりますね。
続きをみるために、WOWOWに入るべきか、悩むところです……（笑）
連続ドラマＷ「空飛ぶタイヤ」は、第1話は無料放送になるらしいので、ぜひぜひ、ご興味のある方は観てみてください！　

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3月29日（日）夜10:00〜

だそうです！