キザン＆エグリウーリエ飲みました

白金高輪にあるサンク・センス　ワインセレクターズショップ 白金高輪に、たまに遊びに行っています。
このお店は、こぢんまりとしているのですが、スタッフさんが勉強熱心でいろんなことを教えてくださるので、新しいワインと出会えるという意味で、とても楽しいです。
というわけで、最近であったふたつのワインをメモっておきますね！
ひとつめは、甲府ワインのニューカマー「KIZAN（キザン）」。お正月のウェルカム用に、お店さんがご用意されていたワインです。

このワインは、ブラッククイーンという日本のブドウ100%で作られているというめずらしい赤ワイン。甲州ブドウなどを使ったワインは有名ですが、ブラッククイーンというのはめったにおめにかかれません。
色合いはブルー系のレッド。あまり熟成させていないので、透明感がある澄んだ深い赤色をしています。味はベリーがひじょうに強く、ファーストインパクトも強め。でもボディはそんなに強くないので、余韻はあまりありません。どちらかといえば、フレッシュ感を楽しむワインです。
わたしなら、少し冷やして個性的な鍋物に合わせたりするのがよいかなって思いました。ラムのしゃぶしゃぶとか、けっこう合うんじゃないかな。*********************************

もうひとつご紹介したいのが、エグリ・ウーリエというワイン。こちらはハイエンドのシャンパーニュです。クリスマス時期にキャンペーンをやっていたので購入しました。

新興のシャンパーニュで、数が少ないのと味わいぶかいのとが評価されて、今もっとも注目されているそうです。
きめ細かい泡と、ベルベットのようななめらかさ、乳酸のようなとろりとした味わいがあるとスタッフさんが教えてくれたのですが、確かにそんな感じ。
きわめて芳醇であり、ミルミルみたいな発酵した味わいを若干感じさせるしあがりです。
酸味・甘みなどひじょうにバランスがよくて、味が深くて濃い。
おいしいのは間違いありません。
とはいえ、こちらは私のこのみからすると味が深すぎる気がしました。
わたしはシャンパーニュはそれ単体でもいくらでも飲めるような味わいを求めたいタイプなので、エグリ・ウーリエだとちょっと手に余ります。
1杯は非常においしくいただけても、2杯目は飽きてきてしまう。そんな感じ。
このシャンパンは合わせる料理も選びますね。
個人的には、クリュッグとかのほうがやっぱり好きです。