BRAVIA「KDL-40HX800」を買う(2)〜画質・音声編

おまたせしました?!
先日、新しい液晶テレビを購入したファースト・インプレッションを書いたのですが、本日はその2回目。テレビとしての本質ともいえる画質と音声についての感想を書いていきます。

BRAVIA

まず画質について……といきたいところですが、ひとつ、めちゃめちゃ個人的には好きじゃない点があります。
それはなにかというと、テレビを起動するときに「SONY」という文字が全画面表示されること。
そんなの表示するなら、とっとと放送中の番組を表示して!
思わずつぶやいてしまいました。
いつのまに、このようなことになってしまったのでしょうか? わたしがHX800を購入した際にリサイクルした液晶WEGAではこんな表示は一切なかったはずなのに……!
なんだか、とっても気持ちが悪くて、テレビを起動するたびにイラっと来ます。ユーザーの気持ち、まったくわかってないんだよなあ。
とっても残念です。

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まあ、それはおいておくとして「画」の件から。
ディスプレイ面は映り込みがかなり厳しいです。明るい部屋だと映り込みギラギラで視認性がいまひとつよくありません。テレビの置き場所はよく考えたほうがよいと思います。
画作りについては、好き嫌いがあるかな。
東芝は青白い画の作りですが、ソニーは赤みが強いです。また、表示モード「標準」では全体的に暗くぱっとしない感じなので、鮮やかな色彩を楽しみたい人には「ダイナミック」モードがオススメです。
さらに、すべてのシーンで美しく見えるということは残念ながらもちろんなく、何が映っているのか、ソースの状態はどうなのか、などによって左右されます。
アニメやCGはわりとキレイな気がするのですが、実写だとざらつき感があるように思えます。DVDのソースでも気になるんですよねえ…大画面だからなのか、それとも画像処理の問題なのか……それとも、私の設定がおまかせなのがいけないのか。
いずれにせよ、購入される際はよく確認されたほうがよいです。

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音声については、これはもう、残念なレベル(苦笑)
とくに5.1ch対応の音声などは出力レベルが異様に低いみたいで、ちっさーい音声で再生されてしまいます。
このテレビを購入したら、なんちゃってサラウンドシステムの購入が必須といえましょう。
ソニーのシステムにすると、ブラビアリンクが使えるものがあるので、面倒くさがり屋さんであれば、ソニー製品同士であわせるのがよいと思います。
ガチで5.1chにすることもできますが、部屋にいろいろな工夫を凝らさなければならないので、常識的な範囲で収めるにはHT-CT350がよいか、と。HX800と一体設置ができる商品なので、スマートに設置できると思います。

もう少し廉価なHT-CT100もありますが、こちらは一体設置はできないので注意してくださいね。フツーにテレビの前にスピーカーを置くことになります。
簡易だけれど、かっこよさはちょっとないかも、ですね。
ちなみに、わたしはテレビを買ったあとからあわてて、HT-CT350を購入してみました。
それにしても、テレビを買ったあげくになんちゃってサラウンドシステムを買う羽目になるとは予想していませんでした……。
購入される際は、予算管理に気をつけたほうがよいと思います!