外苑前グルメ-ラミ・デュ・ヴァン “エノ”

なんだ、かんだでもう3月。
年越しのラルクのコンサートでめちゃめちゃ寒い中幕張にいたあの時からもう2か月。
あっという間すぎて、自分でも本気でびっくりしていますが、会社に出かける時刻に窓から差し込む陽の光がまぶしかったり、夕方5時を過ぎてもまだ明るい夕空にわくわくしたりする今日この頃です。
というわけで、全然関係有りませんが、2011年冬最期、駆け込みでジビエを食べに行って参りました〜!

ラミ・デュ・ヴァン “エノ”

訪れたのは、外苑前から徒歩10分程度のところ、裏通りに面した「ラミ・デュ・ヴァン “エノ”」さんです。
いっしょに行った女子が、ここのジビエがオススメだということだったのでチョイス。
行く前から「昔のフレンチスタイルで、ものすごい量なので、気をつけて!」と忠告されていたわたしは、その教えをきっちり守って、朝ご飯抜きでランチに臨みました!
ラミ・デュ・ヴァン “エノ”

私たちが訪れたのは日曜日のランチタイム13:00だったのですが、全席満員。予約は必須です。
2月で終わってしまうジビエなどは特に入荷の状態によってサーブできるかどうか不安定要素があるので、あらかじめ予約して、自分が食べたいものを注文しておくことをオススメします。
ランチコースにはプリフィックスメニューがいくつかありますが、お店さんてきに、「ジビエをメインに選択した場合、ボリュームがかなりあるのでAのプリフィックスにしたほうがよいです」ということで、自動的にAコース(3150円+ジビエの割増料金)になりました。
内容は「アミューズ」「前菜」「メイン」「デザート(コーヒー・紅茶・エスプレッソ含む)」になります
スコットランド産サーモンの自家製燻製・片面ポワレー菜の花のサラダ 柚子胡椒風味
ラミ・デュ・ヴァン “エノ”

軽くソテーしたサーモンと菜の花にゆず胡椒ドレッシング添えたオードブル。
彩りがきれいというのはもちろん、フレッシュかつ脂ののったサーモンをソテーし、まったく臭みなく仕上げているところがシェフの力量を伺わせる一品でした。
サーモンの量はたしかにけっこうあって、おそらく80g〜100g程度はこのオードブルに使われています。
普段のわたしなら、このオードブルだけで撃沈していたこと間違いなし……でしたが、前日夜も翌朝もほとんど固形物を食べていなかったので、とりあえず普通にクリア、です(笑)
そして、メイン↓
★山うずらフォワ・グラと茸のリゾット詰めクレソンのア・ラ・クレームとそのジュー
ラミ・デュ・ヴァン “エノ”

ジビエの入荷は2月末まで、ということで、わたしが予約の電話をした段階では、ほとんど最期のジビエ食材を争奪する勢いになってました。
「鳩」「イノシシのすね肉」「うずら」しかない!といわれて、どれにするか早期に決める必要を迫られたわけですが、結果的には「うずら」にすることにしました。
うずらは、ジビエではやっぱりふつ〜にスタンダードですものね!
メインの山うずらフォワ・グラは、もう、ほんと、本気で肉類関係のうまみが凝縮された超濃厚フレンチ!という感じでした。
ガチンコ勝負の呈をなしているので、おしゃれフレンチ派の方には、あまり向いていません。「質実剛健」なフレンチを食べたい方にこそ、このお店はあるのだと思います。
ワインを飲むなら、やはり赤ワインのボルドー
ものすごくヘビーなワインをがっつり飲んで、食べて、いっしょに食べている家族や友人と語り合って、豪快に食べる。
そんなお料理かと思います。
お店は、ロートレックとかが描きそうなちょっとオールドタイプのフレンチレストランなので、ちょっとオシャレ目ジーンズとかをはいて、家族や友人と颯爽とお店を訪れてさくっとお料理をいただくこともできますよ!
デザートもいろいろ選べます↓
ラミ・デュ・ヴァン “エノ”

わたしは根性なしなのでブランマンジェとシャーベットを頼みましたが、それ以外にプリフィックスでも3種類ぐらいの中から選ぶことができます。
お時間のあるときに、ぜひ♪