2011年の終わりに寄せて

リエット

2011年も、あと2時間ちょっとで終わり。
今年は本当に今まであたりまえだと思っていたことが覆されて、新しい価値観を模索せざるを得ない状況に置かれました。
自分が生きている間に、大地震を経験するとは想像もしていなかったし、ましてや原発による被害に日々恐れおののく日々を過ごすことになろうなどとは想像の余地を遙かに超えていたと思います。
それでもそれは起きてしまったし、事実以外の何ものでもありません。
受け入れざるを得ないと思います。
今年は破壊の年。
であれば、来年は新しい構築の年であるはず。
そう思って前に進んで行きたいと思います。
たとえば。
きのうからちょこちょこおせち料理を作っているのですが、豚の角煮を作ろうとして思いきり失敗してしまいました。
ちょっと目を離したすきに豚を煮すぎてしまい、それをまだなま暖かい状態でスライスしようとしたら、やわになっていた肉の繊維質がぼろぼろと崩れてしまってスライスできなかったのです……w
しかたなくフォークですべての豚肉を細い繊維状に裂き、そのあとだし汁とオリーブオイル、塩、胡椒を使って無理矢理リエットにしてみました。
なんとなくおいしいちょっと和風なリエットにしあがったと思います。
こんな風に、ちょっとだめでもそれを生かして新しいモノを作って行けたらよいと思います。
本年もこのブログにおつきあいただきましてありがとうございました。
そして来年もどうぞよろしくお願いいたします!