バクマン。がおもしろい!

年始にNHKEテレで放映中の「バクマン2。」の一挙放送があって、暇つぶしにまじめに観てみたのですが、それがあまりにもおもしろかったので今はTSUTAYAディスカスで第1期の「バクマン。」を一気にスポットレンタルしました。
というわけで、本日は最近はまっているバクマンのお話でも書いてみようと思います!

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いやー、「バクマン2。」はおもしろいですね。
第1期も悪くはありませんが、第2期のほうが個性的なライバルがたくさん出てきて、毎回とても盛り上がります。
ジャンプっぽいアツイ展開が多くて、1回放映があるとだいたい1回ぐらい泣かされる。あまりに続きが気になってしまって、うっかりコミックも読んだりしてしまいましたw
今アニメはちょうどコミックの8巻の真ん中あたりを扱っているんですが、
ぶっちゃけトーク、原作よりおもしろいw
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★原作のおもしろさは、大場先生と小畑先生のネームセンスの差を確認できるところw★

原作を超えるアニメというのは、ほとんどないので、バクマンはレアなアニメのひとつだと思います。
わたしが考えるに、その理由のひとつはシリーズ構成と脚本がわたしの好きな吉田玲子さんが手がけられていることだと思っています。
吉田玲子さんは、最近だと男子向けにめっちゃ売れた「けいおん!」のシナリオとかをやられていたりするのですが、吉田さんはアニメには不向きな地味な内容をおもしろく書ける才能があるのです!

★わたし的にはツライけど、男子的にはブレイク。地味な作品でも味があるのが吉田さんのシナリオのいいところ★

バクマンBLEACHのようにど派手な見せ方をするタイミングがなく心理描写が多いのですが、原作の大場つぐみ先生は物語の進行に不要な内容を多く盛り込んでしまう傾向があるようで、全体の文字数が多く、いらない表現も多い。
吉田玲子さんはそのなかから情報を抜粋し、何を伝えるべきかを再構築してシナリオにすることができる方なので、ストーリーが盛り上がるのだと思います。
監督さんの力量もありますね!
カサヰケンイチさん&秋田谷典昭さんというダブル監督さんなのですが、このおふたりのタッグは絶妙です。
カサヰケンイチさんはノイタミナのだめカンタービレ」の第1期の監督さんなのですが、この方はまったりとした日常を描くのが得意な方だと個人的には思います。何気ない物語をなんとなくおもしろおかしく作っていくことが得意です。

★のだめシリーズは、第2期第3期を手がけた今千秋監督のほうに軍配があがると思いますが、第1期も大学生活はおもしろく描けているとおもいます★

そしてもう一人の監督さん秋田谷さんは、コードギアスのときにコンテさんとかをやられていて、バトルなどのアツイ演出も得意な方。
カサヰ監督とは別の視点で物語を作っていける方なので、地味なバクマンのストーリーの中でも盛り上げなければいけない部分をうまく処理されていると思います。
そして、アニメならではの声優さんパワーは侮れません。
主人公2名のライバルたちが、声優さんのパワーでかなりレベルアップされています!
特筆すべきは平丸演じる森田成一さんと編集担当の吉田氏を演じる子安武人のコンビが絶妙すぎます。
ジャンプ編集部の吉田氏は「D-Gray man」の初期編集担当とかをされていた方なのですが*1、子安さんが演じると本当にドSすぎw
福田真太は諏訪部順一さんなんですが、これもかなりいい! アツイ性格で友達を大切にする福田の味がとてもよく出ていると思います。
個性的でカッコイイのは、諏訪部順一さんならではのキャラ作りだと思います。

跡部はやっぱり永遠のカッコよさですね…w★

というわけで、お時間のある方はぜひチェックしてみてください!

*1:Dグレの巻末おまけページに出ています