地中海風フレンチ・ビストロ ブノワ・東京(un bistro chic mediterraneen)
お誕生日でっつーわけじゃないんですが、本日はアラン・デュカスのプロデュースということで、最近グルメ雑誌にどかどか掲載されている表参道のブノワに行って参りました！
はたして、どうだったかというと。
- 店のロケーション：
表参道の地下鉄を出て、渋谷方面に歩きます。紀伊国屋スーパーの前を通り過ぎて、さらに歩き、しばらく行くと新しいビル「ラ・ポルト青山」が出てきます。その10Fがブノワです。表参道の駅から、徒歩8分ぐらいですかね。
- 店の雰囲気：
いやー、あれですよー。
これがね、この店の最大級のナゾっつーか、なんつーか店内は1Fがカフェ、2Fがレストランエリアになっています。2Fには螺旋階段であがっていくようにできているのですが、入店して驚くのは「ここの店のコンセプトってなんじゃー？！」ということ（笑）
まず、店内が明るすぎる！ 米人のセンスとはとうてい言い難い。しかも、テーブルとテーブルの間が狭い！です。店内、そんなに狭いわけじゃないし、ひとり20000円前後とりたいわけなんだから、そこまで詰め込まなくてもよいのでは？！
内装も、カジュアルなのか、モダンなのか、ハイクラスなのか、さっぱりわかりません（笑）
店の名前通りにビストロ風にしたかったのか、全体的には暖かい感じの色味が採用されています。
カーテンや、床や壁には赤や茶を多用。そこに、アクセントの白。料理の値段は決して安くないので、あんまり安いテーブルやいすを使えないとおもったのか、革のいすだったりするんですけど、これがまた、びみょーに中途半端なモダンなのね。
レストランには窓があって外をみることもできるんだけど、出窓のデザインには鉄を使っていたりして、これまた？？？の超ナゾ。
ひとり、17000円くらいかかる店としては、ありえねー感じだと個人的には思いました。おもしろいといえば、おもしろいかもしれませんけど、17000円を出すならもっと雰囲気のいい店がいくらでもあると思います。 - 料理：
アラカルトとコースがあります。アラカルトはだいたい40品くらい。コースは、2コースで、前菜、魚、肉＋デザート@11,000円か、前菜、パスタ、魚、肉＋デザート@13500円になります。わたしは、11,000円のコースを文しました。メニュー詳細は以下の通り。
-本日の前菜：飯ダコのココットとサラダ リヴィエラ 若芽のサラダ 野菜のコポー 食用花
-魚：天然真鯛のア・ラ・プランチャ、香草のクルート ポムフォンダン セベット
-肉：ラカン産仔鳩のロースト セージの香り アバティ ポレンタ
-デザート：パスティーア オレンジ風味 ピスタチオのアイス オレンジのグラニテを添えて - 味：
うーん。そうねえ。なんつーの、20000円払うんだから、これくらいは食べさせてね、というレベル。
味自体はしっかりしていて、メリハリもあり、昔っぽいフレンチの意気を感じさせます。古い、というほど古めかしい感じでもないので、誰の口にも合いそうな気がします。前菜の飯ダコが一番おいしかったですかね。たこの食感と、ねぎの香りがマッチングしていておいしかったと思います。
とはいえ、20000円ですからねえ。コストパフォーマンスを見てしまうと、この店でフレンチを食べる意味というのが、かなり微妙なのは事実でありましょう！ - サービス：
こちらも、まあ、普通。値段に見合ったか、見合わないか、というところです。ビストロと自分たちでいっているので、そんなにスマートなサービスをわざとこころがけていないのかもしれませんが…。
というわけで。
まあ、あれですね。
話題があるウチに行くのはまだよしとしても、そうでなければあんまりおすすめしないかな〜という感じでした！
ひょっとしたら、ランチのほうがいいかもしれません。
＜地中海風フレンチ・ビストロ ブノワ・東京(un bistro chic mediterraneen)＞
住所：東京都渋谷区 神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 10階
電話：03-5468-0881
営業時間：年中無休
ランチ 11:30am - 14:30pm（L.O）
カフェ ブノワ 11:30am - 22:00pm（（L.O）
ディナー 17:30pm - 22:00pm（L.O）
公式HP：http://www.benoit-tokyo.com/index.htm
