くらげの冷製を作る

おつかれさまですー!
本日は、くらげの冷製のお話ですっ。
中華の前菜といえば、冷製くらげが超メジャー。わたしも、あのコリコリしてつるつるひんやりした冷製くらげが大好きです!
先日、品川駅前の成城石井で買い物をしていたら、りっぱな塩漬けくらげを発見してしまい、思わず衝動買い。
作るのが、むっちゃめんどくさいのがわかっていながら、自力でくらげの冷製を作ることにしました。
お手本は、千駄木 天外天の総料理長 中川優さんの「ちゃんと作れる中華料理 (Magazine House mook―Hanako cooking book)」。むかーし、マガジンハウスから出版された中華料理の本です。
中華料理の本は数多あれど、この本は個人的にはけっこうお気に入りです。
なぜかというと、たしかに、「ちゃんとおいしく作れる」から(笑)
たとえ、ものすごく、手間がかかったとしても!!!(苦笑)
「簡単に中華料理が作れます」というふれこみの本ですが、ぜんぜん「簡単」には作れませんので要注意。
でも、どれも本当においしく作れるので、週末にしか料理をしないオトコ系料理を愛する方にはぴったりのテキストだと思われます。
くらげの塩抜き
冷製くらげを作る上でなにが大変って、一番大変なのは、ムチャクチャ時間がかかることと申せましょう!
購入してきたくらげを真水につけて、簡単に塩を抜きし、そのあと、一回、沸騰していないお湯でさっと洗わなければなりません。これは、くらげのコシを出すために絶対必要な作業です。
そのあと、冷水にとって、時々水を換えながら、延々とくらげを真水に浸け、塩分を抜きます。
くらげの水抜き
丸1日ぐらいたったら、今度はくらげに少し塩を加え、手でもみ、くらげに含まれた水分を抜きます。水気が出なくなるまでしっかりと水を切るべし、です。
あとは、味付けになりますが、塩をかなり途中で使っているので、あまり塩分が強くなりすぎないように配慮したほうがいいでしょう。
うっかりすると、かなり、塩辛い味にしあがってしまいます。
通常、くらげの冷製は醤油味なのですが、個人的にはくらげの冷製は塩味も好きなので、今回は塩味。
醤油を一切使わす、ねぎ油と塩を加えて、あえる方式です。シンプルな味わいなので、高級なくらげであれば、こちらのほうが食感もくらげの旨味も楽しむことができると思います。
くらげの冷製
くらげだけではなくて、野菜もプラス。きゅうりが冷蔵庫の中にストックされていなかったので、代わりに水菜を使ってみました(笑)
やや塩分が強いので、きゅうりのほうがよりあっている気はしましたが、水菜でも悪くはない。
くらげのこりこりした夏にぴったりのおいしさだと思います!
お時間のあるときに、作ってみてください!