京都グルメ〜祇園丸山(2)

◆「祇園丸山」絢爛豪華なる食
昨日に続き、祇園の名店、丸山のお料理をさらにご紹介していきます。
後半戦です！
豪華絢爛、実に京都らしいお料理をご堪能ください。
◆焼き物
焼き物はすずき。きゅうりをすり下ろしたソースが添えられていて、夏らしいしあがりのお料理です。

丸山のお料理は、見た目の美しさ、華やかさを重視していると思いますが、その反面、素材のおもしろさが潜んでいると思います。お椀でも西瓜の皮を瓜の代わりに取り入れていたりと、なかなかチャレンジング。思い切った冒険とまではいえませんが、少しでも新しいものを上手に取り入れていきたいという気骨が感じられて、個人的には◎です。
◆八寸？？進肴？？

自家製のおそばです。
コシがあって、つるりとしていてのどごしがよく、実に夏らしい一品。
美しく刻まれたみょうがが、これまたおいしい！！
みょうが、きれいに細く針のように刻まれて、ぱりっとしているヤツがお料理に添えられてくると、本当にうれしくなります。
わたしはみょうがが好きなので、こういうところの細かい作業が上手なお店が、やっぱりきちんとしたお店さんなんじゃないかと思って、チェックしていたりします。
このおそば、意味合い的には口直しなんですが、こういうのは、八寸というのでしょうかね？　それとも、進肴？？
その点、知りたいのですが…調べてもわかりませんでした。
◆炊き合わせ

炊き合わせは、歯ごたえが楽しい蓮根などの素材をあしらったもの。
夏らしく薫り高いお野菜を合わせたもので、ひじょうにおいしかったです！
味自体は、わりとやわらかめで、お酒がすすむことこの上なし！
おいしい炊き合わせを食べると、和食ってやっぱりいいなあ、としみじみ思いますね！見た目は地味でも、やっぱり炊き合わせはコースの中で重要な位置づけの一品だと思います。
◆進肴

これは、たぶん、間違いなく進肴だと思います（※懐石料理の順番がよくわかっていない）ちょっと、炊き合わせと前後しちゃった感じがありますが、内容によって出てくる順番が少し変わるもののようですし、青竹が残っていたのも事実なので、個人的には問題ありませんでした。
もずくがおいしかったです。高いもずくは、とにかく細くて食感がつるつるしていていい！！
◆ご飯


〆のごはんは、丸山の場合は、たらこのふりかけ添えになります。
やっぱり、お新香とかの盛り方にも気合いが入っている。
個人的には、「とくを」のちりめん山椒のほうが好き…というより、たらこのふりかけよりちりめん山椒のほうが好きという単純にそういう話だったりするのですが。
ごはんは、ふっくらつややかで、甘みがあり、おいしいごはんでした！
◆果物

デザートは、スタンダードなシャーベット。
口直しとしては、ぴったりだと思いました！　フレッシュな感じで、甘過ぎもせず、べたべた感もなくおいしかったと思います。
器も美しくて、雅。ちょっと、明治、大正風ですかね。
というわけで。
祇園へ行ったら、機会があればぜひ丸山に行かれることをオススメいたします！
スタンダードな京料理をおいしく頂きたいというのであれば、ここは間違いなくその候補のひとつと申せましょう！
ぜひ、チャレンジしてみてください！
＜祇園 丸山＞
住所：京都市東山区祇園町南側
電話：075-525-0009
営業時間：
定休日：