京都グルメ〜紫野和九傳(1)

紫野和九傳
おおおお、おそろしい。
どこまでさぼれば気が済むのでしょう…(滝汗)
えと、とりあえず、京都のグルメは、今日アップする「紫野和九傳」でいったん終了です!
よろしくおつきあいください。
紫野和九傳は、大徳寺のごく近くにある和九傳のお店の系列のひとつ。典坐料理をサーブしてくれます。
典坐料理というのは、お店の方曰く「禅宗の精神に基づいた医食同膳の菜食料理」。もう少しストレートにわかりやすくいうと、精進料理です。魚や肉類を料理に使用しないのが特長です。お出汁も、昆布などが基本で、煮干しなどは使用しません。
というわけで、ここのお料理の見所は、お肉やお魚を使わずにいかにお料理をおいしく仕上げるか、です。
個人的には、ものすごく興味深いお料理だったと思います!
わたしは肉・魚を食べますが、ダイエットしたい方、ベジタリアンの方は、ぜひ一度訪れて、おいしいお料理のノウハウを盗んでみたらいかがでしょうか。
というわけで、以下、紫野和九傳のお料理の紹介です。
◆京都の和食有名店・和久傳の「紫野」へ◆
紫野和九傳
紫野和九傳は、大徳寺の駐車場のすぐ脇に店舗を構えています。打ちっ放しのコンクリートのビルです。
紫野和久傳は、サーブされるコースは1種類しかありません。5250円のコースです。
そして、サーブされる時間が、通常のランチタイム/ディナータイムという考え方ではありません。
紫野和久傳では、午前10時、午前11時45分、午後1時30分、午後3時15分、午後17時という時間を区切りとして、食事をサーブしています。つまり、予約は、その各時間ごとに行われており、席が埋まればそこで打ち切り、という形です。
夜の営業がないぶん、昼間はフレキシビリティが高いので、大徳寺の観光の際にはけっこう便利に使うことができるお店だと思います。
各時間はあくまでも目安ですので、席の準備が整えば、待合い場所からカウンターへと案内してもらえる点もポイント高し、です。
紫野和九傳
店内は、コンクリートの打ちっ放しの壁に、大きな窓をしつらえており、装飾は基本的にはシンプル。
明るい作りなので、お昼の利用がやはり気持ちよいでしょう。
カウンターはほぼ10席ほど。テーブル席はありません。大人数はあまりふさわしくないので、多くても3人〜4人ぐらいまでで訪れましょう。逆に、ひとりで訪れる分には問題ないと思います。
いきなり行っても、春・秋などの混んでいる時期でなければ入れる…という話を聞きましたが、大徳寺にわざわざ行ったあげくに、入れなくても悲しいので、基本的には予約をオススメします。
紫野和九傳
料理長は中村茂雄さんという方。
アップした右の写真の菜箸に、実際は「中村」という名前が入っているのですが、どうも、ピンがあってませんで、よく見えませんね…すみません。
中村さんは、ちょっとお若いのか、初々しい感じの接客で好感が持てます。
性格的に、丁寧で、優しい感じ。
ひとりで遊びにいっても、いろいろとケアしていただけるので、遠慮なく遊びにいけばよいのでは、と思います。
あと、紫野和久傳では、前述で典座料理を出すと記しましたが、ここではおもたせと呼ばれるお弁当やお土産も購入することができます。

お弁当は、典座料理ではなく???鯛をあしらったお弁当「鯛ちらし」(右画像)が有名です。
紫野和久傳に予約しておけば持ち帰ることが可能。
もしくは、京都伊勢丹に予約をしておけばJR京都伊勢丹でピックアップすることが可能です。ただし、生ものであるため、夏場は持ち帰れないこともあるので要注意ですが。
絶対価格が安くはないので、ダレにでもオススメできる商品ではありませんが、お財布に余裕のある方でしたら、ぜひ一度トライしてみてください!
お弁当でなければ、水菓子類が有名です。
紫野和久傳
アップした画像は、「朱玉」というざくろを扱ったゼリー。上質なざくろとつるつるしたゼリーの口当たりが涼しげな水菓子です。価格は決して安くなく、ひとつ945円(笑)
甘すぎることもなく、ひじょうにさっぱりとした味わいなので、ざくろが好きな方、さっぱりとした上質のデザートがお好きな方であれば、きっと気に入られると思います。
おもたせは、1Fのレジ兼待合い場にてサンプルがおいてありますので、席に案内される前にいろいろチェックするのも楽しいです!
それでは、いよいよ、次で、典座料理のご紹介していきます!
<紫野和九傳>
住所:京都市北区紫野雲林院町28
電話:075-495-6161
営業時間:10時〜18時
定休日:月曜日
公式サイト:http://www.wakuden.jp/
紫野和九傳