ラ・グランターブル・ドゥ・キタムラ

ラ・グランターブル・ドゥ・キタムラ
こんにちはー!
すいません、なんか、とりあえず画像だけアップした状態で放置してしまいました。
えー、本日からは京都に行った帰りに立ち寄った名古屋のお話をちょっとしてみたいと思います。
名古屋には、友人がいるので、ひさしぶりに食事をいっしょにしようと画策したのですが、「観光も兼ねた場所で、ちょこっと食事」となると、意外とムズカシイことが事前にわかってしまいました。
どういうことかというと、名古屋にある名駅前、新名所のビルには、のきなみ東京にある有名レストランの支店が入っているのです!(爆)
そんなんじゃあ、せっかく名古屋に行くのに意味ないじゃん!!!
と思い、どうせなら名古屋にしかないお店でご飯食べるでショ! ということで、半ば選んだのが、フレンチの「ラ・グランターブル・ドゥ・キタムラ」でした。
選んだのはよかったのですが、とはいえ、このお店のロケーションは、ぶっちゃけ、名古屋市民以外には、皆目見当もつかないと思われます。もう、迷うこと、迷うこと…ありえないレベルで迷いまくりました。
「もうだめだ!」と思い、お店に電話をしたら、「その場所から南です!」と言われ、反射的に「私は地元民じゃないので、どっちが南かわかりません!」と反撃してしまうほど、ローカルです(※名古屋の中心部は、京都のように東西南北がはっきりしている碁盤の目状に作られているのです)。
世田谷区の住宅地のど真ん中に、地の利のない人が乗り込んだぐらいのイキオイで迷いますので、行くときは、タクシーを使うがヨロシ!と素直にオススメいたします。
このエリアは隠れ家的なレストランなどが多く出来ている地域らしく、「わからない」ことが「いいこと」と評価される場所でもあるようなので、外から遊びに行く人はくれぐれもココロしてまいりませう!
それでは、いよいよごはんのお話にでも移りましょう。
◆牛蒡の冷製ポタージュ 鱧・枝豆・蓴菜を忍ばせたコンソメジュレ

牛蒡の冷製ポタージュ 鱧・枝豆・蓴菜を忍ばせたコンソメのジュレ

スターターは、牛蒡のポタージュ。
この時期にはふさわしい、ちょっと土の香りのあるポタージュで、おいしいです。
このお店の料理は、基本的にほんのちょっと昔風なフレンチ。ある意味ベタ…ともいえますが、安心して食べられる料理であると思います。
どうでもいいですが、料理の名前が長い…(苦笑)
◆フランス ランド産・フォアグラのエスカロップ 安城産・無花果を詰めたタルトレットと共に ほんのり甘酸っぱいエーグルドゥソース
フランス ランド産・フォアグラのエスカロップ 安城産・無花果を詰めたタルトレットと共に ほんのり甘酸っぱいエーグルドゥソース

フォアグラに、甘みのあるベリー系のソースを合わせるのは、きわめてスタンダード。キタムラでは無花果を合わせていました。
タルトのぱりっとした生地が食感のアクセントになっていておいしいです。
和歌山県熊野灘産・伊勢エビのポワレ 浜松産・ミニポワロー葱をあしらって 甲殻類の美味しさたっぷりのアメリケーヌソース
和歌山県熊野灘産・伊勢エビのポワレ 浜松産・ミニポワロー葱をあしらって 甲殻類の美味しさたっぷりのアメリケーヌソース

魚のエキスを凝縮したアメリケーヌ・ソースと伊勢エビのコンビネーション。こちらも、ごくスタンダードな造りだと思います。
なんか、ひさしぶりに伊勢エビを食べたって感じでした! あらためて考えてみると、東京ではあんまり海老の料理はサーブされないような気が。食べやすさや調理のしやすさ、安定的な入荷などの理由があるのか、鯛などのほうが多い気がします。やっぱり、名古屋といえば海老!! 名古屋の味を満喫できた次第です。