名古屋グルメ-うな善(2)

おひつまぶし…。
それは、東京に住む人間にとって、ウワサは知っていれど、きっぱり、はっきり、よくわからない食べ物であったりするのですが。
とりあえず、食べ方をご紹介しておきます。
うな善
↑が蒲焼きがのったおひつです!
このうなぎをおしゃもじで、とりあえず小さく切って、混ぜます。そして、全体の1/3の量をおちゃわんに盛って、薬味もなにも入れずに食べます。
お茶碗一杯目は、シンプルな原材料の味わいを楽しむというのがコンセプトです。
うな善さんの蒲焼きは名古屋ではめずらしい?関東風のうなぎ屋さんで、白焼にしたうなぎを蒸すという製法で作られているらしく、「しゃもじで切ることができる」というのがウリなのですが…たしかにおしゃもじで切ることができます!!(笑)
食感もふわっとしていてやわらかく、やさしい感じ。
わたし、実はあんまり鰻とか好きじゃなかったんですが、うな善さんのうなぎは食べやすいと思いました!
うな善
2杯目、3杯目は、↑の薬味が活躍します。
まず、2杯目は、お茶碗に1杯目と同じようにご飯と鰻をもりつけ、その上から薬味をいれて食べるのがセオリー。
ちょっと濃い味のうなぎに、薬味というさわやかさで味を変化させて楽しむというのがポイントです。
山椒好きなので、山椒はもちろんのこと、わさびとか海苔とか、葱とか入れまくりでどうぞ(笑)
ただし、3杯目の分は残しておくように! 2杯目が鰻と薬味という和風料理の醍醐味が凝縮されています。
3杯目は、2杯目のパターンに別にサーブされるだし汁を加え、お茶漬け風にして食するのが定番だそうです。
3杯目は、2杯目の口直しもかねたものですので、さっぱり味。
しかしながら、なかなか奥深くもあり、だし汁のうまみで鰻がそれまでとは異なるうまみを醸し出すのもまたジジツです。
おひつまぶしは、飽きずに鰻をいかに食べるか…という視点から考えられたお料理。和食の知恵の凝縮ともいえるかもしれません!
うな善
↑は肝吸い。
うなぎの皮のギラギラ感とかがあんまり好きじゃなかったわたしは、このようなものが、うなぎとセットになっているとは、ぶっちゃけよくわかってませんでした…(苦笑)
うな善さんでは、別注文なのですが、注文時に訊かれたので、注文してみました。
想像していたよりも、ふつーのお味で、おすましがおいしかったです。人間、何事もチャレンジですね!
名古屋にいったら、ぜひおひつまぶしをどうぞ!
<うな善>
住所:愛知県名古屋市中村区名駅南1-17-26
電話:052-551-5235
営業時間:LUNCH:11:30〜14:00 DINNER:16:30〜
名古屋グルメ-うな善