箱根旅行(2)-懐石料理花壇

冷たい雨がそぼ降る中、てけてけ歩いて5分ほど。強羅花壇に到着です！
強羅花壇といえば、知らない人のいない箱根随一の有名高級旅館。そこに併設された懐石料理レストラン？が、「懐石料理花壇」です。
昭和5年に建てられた旧閑院宮邸を使用しているため、外観からして大変レトロ。

室内も、これまた大変レトロであります！
出窓越し、枯れ木にしたたる冬の雨粒をみつつランチするというのも、なかなかオツですよ！
懐石料理花壇

個人的には、もうちょっとガンガン暖房が入っていたら、さらに幸せだったんじゃないかと思います…（笑）
寒い外と隔絶された暖かいところで、寒い景色を見るのって、なんか、みょうにほっこりする気がするのはわたしだけでしょうか…？

◆懐石料理花壇・花乃膳

懐石花壇のランチ「花乃膳」（3500円税・サ別）をいただきました。簡単にいってしまえば、松花堂弁当のバージョン違いみたいなものです。
まずは、強羅花壇特製の梅酒で軽く口を潤します。
◆梅酒
懐石料理花壇
しっかりと漬けられた梅酒は、かなり甘めではありますが、アペリティフとしては上等の部類。
けっこうアルコールが残っているので、お酒が苦手な人だとちょっとツライかもしれませんが、お酒が好きな人なら、アルコールらしい重さと上品な甘さを堪能できると思います。
◆先付：蟹と蕪の酢和え
懐石料理花壇
先付けは蕪でさっぱりしあげ。これは、別に注文するお酒のおつまみという感じです。
◆お造り：アオリイカとマグロ

お造りは、アオリイカとマグロ。まあ、フツーです。
◆御重（１）

御重は、鮭の西京焼きを中心とした品揃えで、色よく香りよく整えられたもの。
椿が冬を感じさせますね〜！
◆御重（２）
懐石料理花壇
炊き合わせはかぼちゃと大根（…だったと思う…）。冬の食材をあわせて、濃いめの味噌だれ（たぶん）とあわせていただきます。
大根が煮汁をたっぷり含んでいて、おいしくいただけました！