大門グルメ-上海園林

GWから、ひたすらおいしい餃子を探し続けているのですが、なかなか巡り会うことができないまま、日々が過ぎ、そのせいか、最近、中華料理を食する機会が多くなっています。
上海園林
というわけで、今回は大門の「上海園林」のメモです。
場所は、浜松町の世界貿易センタービル前のバス停の対面。浜松町駅から増上寺へ抜ける大通り沿いにあります。けっこうでかでかと看板が出ているので、わからないという人はいないはずです。
ここのお店でランチをしてみようと思ったきっかけは、「東京グルメ」で餃子のレビューを見ていたら、★5がついていることに気づいたからでした。
おお! ぜひ、これは行ってみなければー!ですよ!!
上海梅園
店内は、グリーンを基調にしていて、わりと落ち着いたシックな感じ。ちょっと、古めかしいテイストです。少なくとも、モダンとはいわない。まあ、品プリの品川飯店ぐらいのレベルですかね。このお店のいいところは、場所によっては衝立が用意されていて、隣の席との干渉が少ない席があるというところでしょうか。人数は1名でもOKですし、6〜8名ぐらいの大人数でも対応可能です。
さてさて、ランチですが、メニューはアラカルトと定食と両方あります。
アラカルトは、普通の炒め物などが大皿で出てくるヤツ。定食は、1580円のA定食と2100円のB定食、それに、園林弁当なる2520円のものがあります。
定食は、それぞれに4種類のメインが用意されていて、そのうち2品を注文できます。それぞれに、ごはんとスープ、コーヒーorウーロン茶がついています。
私が食べたときの定食メニューはこんな感じ。


■A定食(1580円)
1.里芋と豚バラ肉の醤油煮
2.八宝菜
3.湯葉とチンゲン菜の炒め
4.麻婆豆腐

■B定食(2100円)
1.前菜の盛合せ
2.芝海老のチリソース煮
3.細切り牛肉の味噌炒め
4.イカブロッコリーの炒め

わたしは、Aコースで、麻婆豆腐と里芋と豚バラ肉の醤油煮を注文しました。
麻婆豆腐わたし、麻婆豆腐って好きなんですよね。特に、四川風のピリ辛系が大好きなのです。豆板醤、豆鼓と山椒とラー油、そしてニンニク、ねぎなどの香り野菜が織りなす複雑な辛さが食欲をそそるのです。上海園林はどうだったか、というと、辛いことはまあ、辛いのですが、辛さが唐辛子の辛さが唐辛子の辛さだけだと思いました。なので、味に奥行きがありません。山椒のぴりっとしたところが全然ないので、個人的にはイマイチ。麻婆豆腐における山椒の重要性を再認識。
里芋と豚バラ肉の醤油煮里芋と豚バラ肉の醤油煮も、まあ、フツーですかね…。里芋と豚バラが両方柔らかく、食感にバリエーションがないのが難点なのと、醤油味がべったりしていて、味がもたついている。なんだろう、手間がかかってない料理…というべきか。それとも、工夫のない料理というべきか。わたしがこの料理を作るとしたら、豚バラを一回油で揚げてから煮込みますね。そのほうが、料理全体にコクが出るし、豚バラの食感も楽しいのではないかと思います。スパイスの使い方も、イマイチですね。麻婆豆腐もそうですが、ここのお料理はスパイス使いとかの鍛錬不足だと思います。新興のお店さんは、西洋風、東洋風、亜細亜風とさまざまなスパイスをミックスして味を作り出していると思いますが、ここのお店はかたくなに昔の味を守っているような、そんな気がします。
メイン以外はこんな感じ。

というわけで、まあ、フツーなお店かな〜というのが率直なところ。
東京グルメ」で何で★5つがついているのか、よくわかりません(苦笑)
どうも、店内を観察したところ、常連さんは定食ではなくて麺類などの単品を食べているようだったので、ひょっとしたら、そっちのほうが正解なのかも。
味はフツーですが、このお店のなにがすごいって、とにかく量が多い!!
なので、このお店は、浜松町近辺で働く男性にオススメです!
上海園林
住所:港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル1F
電話:03-5472-6606
営業時間:(LUNCH)11:00〜15:00 (Dinner)17:00〜23:00
定休日:日曜日
上海園林