赤ピーマンのオイル漬け

タパス みんなでつまむスペインの喜び
きょうは、メキシカンではありませんが、似たり寄ったりのスペイン料理のご紹介。
この間、スペイン料理で有名なおおつきちひろさんの料理の本「タパス-みんなでつまむよろこび」を買って、↓を作ってみました。
◆赤ピーマンのオイル漬け

赤ピーマンのオイル漬け

わたし、以前から、どーやってもあんまり上手にできないなあと思っていたものがあります。
それは、パプリカの外の皮を上手にむくこと。
これって、いろんな方法があって、「表面が黒くなるまで焼く」、とか、「オーブンに入れて、10分〜15分程度焼く」とか料理の本には書かれているのですが、失敗すること数限りなく。
今回、ようやくとりあえず成功してみました!
どうやら、ポイントは以下の通りのようです。

  1. 200度程度のオーブンに入れて、ときどきひっくり返しながら焼く。だいたい15分ぐらいです。
    このとき、別に表面が黒く焦げている必要はありません。オーブンにいれてパプリカに火を入れると、パプリカの表面が軽いやけどをしたときのように、白くなって浮き上がってきているのが見えるようになります。この段階で、皮ははがれて来ている証拠なので、この状況を確認しながら、パプリカの表面全体をオーブンで焼きます。
    あまり黒く焦がしてしまうと、下のパプリカの果肉?に黒い色がついてしまうので、気をつけてください。
  2. 全体的に火が通って、皮が浮いてきたら、オーブンから出して、水でぬらしたキッチンペーパーなどでパプリカぜんたいを包みます。なにがやりたいのかというと、余熱でさらに火を通して、皮をはがれやすくするのです。なので、べつにキッチンペーパーでなくてもよいか、と。蒸し焼きできる状態を作ればOKです。
    わたしはキッチンペーパーを水で濡らしてやりましたが、ひょっとすると、アルミホイルのようなものでもイケるかもしれません。
  3. 蒸し焼き状態でしばらく放置し、10分ぐらいしたら、パプリカの皮を剥いてできあがり!ちゃんと火が通ると、けっこう簡単に皮がはがれます。

赤ピーマンのオイル漬けは、作るのが簡単だし日持ちもわりとするので、個人的にはオススメ!
ただし、チリペッパーもしくは香辛料のパプリカが必要です。
これないと、ぜんぜん味がスペインっぽくないし、さしておいしくない。
作るときは絶対に購入してくださいね!