FlammeVerte 入門コース(3)〜魚をさばく
昔買った川津幸子さんの本に、鰺の三枚おろしができるようになるまで、毎日ムキになって練習したという行がありました↓
あ、おいしい。―発表します。家庭料理の、ベスト107皿 (オレンジページブックス)
- 作者: 川津幸子
- 出版社/メーカー: オレンジページ
- 発売日: 1998/12
- メディア: ムック
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そんなことホントにあるのかな、とそれを読んだときは正直思いました。
なぜなら、実家は魚料理がほとんどでない家だったので、わたしは魚にさわることはおろか、スーパーの魚と目があった段階でもはや悪寒が走って目をそらすレベルの魚コワイコワイ病にかかっていたからですw
そんなわたしが魚をおろすなどという作業を体験する日がやってこようとは、思いもよりませんでしたが……本日、フランベール入門コース3回目にして、ついにその日がやって参りました。
人生、至る所に落とし穴だらけ。
鰺2尾をひとりでおろし、それをつみれにしたり焼いたものをほぐしてご飯に混ぜたりするという、私的には超絶ウルトラ想像圏外のメニューにチャレンジしてきたのです!↓
正直、本日の私は、一緒に実習していたみなさんの足手まといそのものであったかと思われます(苦笑)
普通のお料理の手際はたぶん普通レベルだと思われますが、魚おろすのは人一倍時間がかかり、そして案の定、そんな感じがゆえにひといちばいお魚がカワイソウな感じになっていましたorz
特に1匹目はカワイソすぎ。
自分で「どこ見ておなかに包丁いれてんだー!(涙)」とツッコミ入れたぐらいナナメに切れ込みいれたりして、さらに自分自身動揺する始末でした。
たぶん、自分で自覚している以上に魚にさわりたくないという心理が働いていたのでしょう。
そういうのって、ぼろぼろになっちゃってもう放置したい気分満々のお魚を1匹おろし切り、さらに泣きながら2匹目に取りかかったりした瞬間に気づくものですね。
なぜかというと↓
2匹目になったら、魚が魚じゃなく、単なる食材に思えた!
慣れってこわいわーと。人間って、順応性高すぎ!と思った瞬間です。
てなわけで、2匹目は自分的には1匹目と比べたら格段に上手になったような気になりました。
そして、同時に思いました。
せっかく食べられるのなら、キレイに食べられたいはず!
せっかく料理するなら、キレイに調理してあげるべき!
さらには↓
もっとがんばったら、きっとキレイに三枚おろしができるようになるはず……!
人間って、欲深い生き物ですね(笑)
わたしはあんまりガツガツしてない性格だと思うのですが、鰺の三枚おろしはどうせなら上手になりたいなあ〜ってちょっと思いました。
そして、これが川津幸子さんの鰺三昧の構図なんだなと身をもって納得。
そんなに好きでもない鰺をおろしてそんなにたくさん食べられるのかどうかナゾだとは自分でも思いますが、きっとクックパッドが私をヘルプしてくれるんじゃないかと思いますw
本日のレッスンでは「鰺のまぜご飯」と「鰺のつみれ汁」を作ったのですが、「鰺のつみれ汁」のほうがより魚的な臭みもなく食べやすかったので、まずはそれから自力で作ってみたいなあ〜と思います!